危うし、犬吠埼灯台2007年12月20日 初日の出の名所で知られる、千葉県銚子市の犬吠埼灯台前の公園で地面に亀裂が見つかり、県や市が対応に追われている。同所を管理する県は、亀裂にビニールシートをかぶせて土のうで押さえ、立ち入り禁止にした。公園周辺は大みそかから元日にかけては約5万人が訪れるとされる。市も当日、ガードマンを置いて事故防止にあたる。
亀裂が見つかったのは10月末。水郷筑波国定公園内の第2種特別地域に指定されている、国の所有地で、望遠鏡も設置されている岬の突端部に近い場所だ。北東から南西にかけて、10メートル余りのひび割れが確認され、太平洋に向かって、海外の都市の方向などを示した方位盤の台座も一部が壊れた。破損は最大で10センチ近くの幅があったという。 市などによると、亀裂が入った場所は、地盤が砂岩で割れやすく、かつて海側から石を切り出していたという。5年ほど前、公園下の斜面から2メートルほどの岩が崩れたこともあるが、事故にはならなかった。 管理する県は、雨などが入って亀裂が広がらないように、とりあえずビニールシートなどをかぶせた上で、遊歩道を含めた周辺を立ち入り禁止にした。 さらに元旦は、周辺の状況がよく見えない夜間に大勢の人が詰めかけるため、動かない防護柵(さく)も設置するという。 また市も、大みそかから元日にかけてガードマンを3人配置し、警戒に当たる予定だ。 県自然保護課の吉原盛文自然公園室長は「亀裂は夏まではなかったようだ。地震もなく、いつどうして出来たのかはわからない。とりあえず利用者の安全確保を図ったうえで、国とも対策を協議したい」という。 PR情報この記事の関連情報コミミ口コミ
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