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日本初、世界のエコバッグ300点を集めた本

2007年12月21日

 地球環境問題などから注目を集めるエコバッグ。欧州を中心に広がりを見せるなか、世界各地の製品やその歴史などを紹介した「エコバッグ・ブック」が発売された。(アサヒ・コム編集部) 〈写真特集〉はこちら

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世界10カ国、300点のエコバッグが紹介されている

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著者の塚本太朗さん(右)と赤木真弓さん

 ドイツを中心に世界10カ国の300点を写真で紹介している。出版元は産業編集センター。A5変型判152ページで、税込み1365円。同社によると、エコバッグ自体に焦点を絞った書籍は日本初という。

 ドイツ製品の中古雑貨店を営む塚本太朗さんとフリーライターの赤木真弓さんが企画した。塚本さんは「15年前、仕事でイギリスに行った際にエコバッグを知り、100点ほど集めた。アイロンをかけてシワを伸ばしてこの本に掲載しました」と話す。赤木さん所有の30点に加え、知人などを介して世界各地から集めたバッグを載せた。

 例えばドイツのスーパーのエコバッグ。白地に青とオレンジ色を基調とし、数字を漫画風に擬人化したキャラクターがあしらわれていたり、ライン川周辺の観光地をふかんした地図がプリントされていたり。手をつなぐおじいさんとその孫のようなイラストも。見るだけで気持ちが和むものが多い。

 スーパー、ベーカリー・カフェ、ドラッグストアなど、バッグが手に入る場所ごとに構成されているため、海外に行った際、エコバッグを入手する手助けにもなる。

 本の装丁などは、シンプルなデザインで定評のある岩淵まどかさんが担当。無地に多彩なプリントがなされたバッグを置くことで、その質感を楽しめる演出だ。また、写真説明にはリンゴやバッグの形をした小さなアイコンが添えられた。

 70年代以降、欧州で問題となった環境破壊をひもときながらエコバッグが登場するいきさつの解説や、生活研究家・消費生活アドバイザーの阿部絢子さんのコラムも。

 「日本にもかつて、風呂敷という再利用可能なエコバッグに似た文化があった。ブームで終わらず、この本を通して、エコバッグに興味をもってもらい、日常的に使ってほしい」。赤木さんはそう期待する。

    ◇

 出版を記念して23日、午後4時半から東京都渋谷区神宮前の青山ブックセンター本店で、著者のトークイベントが開かれる。また、本には限定で、バッグ中央にクロワッサンのイラストがついたノベルティー・エコバッグが付く。

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