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Gacktに感涙、「ガンダム」富野監督

2007年12月21日

 DVD「機動戦士ガンダム劇場版メモリアルボックス」発売を記念したプレミアム上映会があり、富野由悠季監督が舞台あいさつした。主題歌をつくった故井上大輔さんへの思いから涙ぐむ場面もあった。(アサヒ・コム編集部)

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舞台あいさつした富野由悠季監督(左)とGacktさん

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ステージで花束贈呈

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照れる富野監督

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主人公アムロ役の声優古谷徹さんは、日中文化交流イベントで滞在中の中国からビデオメッセージを寄せた

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左から、声優の永井一郎さん(ナレーションなど)、潘恵子さん(ララァ役)、富野監督、Gacktさん、声優の池田秀一さん(シャア役)

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「機動戦士ガンダム劇場版メモリアルボックス」はバンダイビジュアルより発売。3枚組で18900円

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クラウンから発売のGacktさんの新アルバム「0079―0088 feat.Char Aznable」ジャケット。シャアのセリフが収録された限定盤で2700円。ほかに、アムロのセリフ入り限定盤、通常盤もある

 81、82年に公開された劇場版3部作は00年にDVD化されたが、アフレコをやり直し音楽も改変した「特別版」だった。今回の「メモリアルボックス」は、ファンが待ち望んでいた劇場公開時のオリジナル音声で3部作をパッケージ化。井上さんが作曲し歌った「哀戦士」「めぐりあい」が名シーンで復活し、当時の感動がよみがえる。

 熱烈な「ガンダム」ファンで知られるGacktさんは、同作をモチーフに新アルバム「0079―0088」を19日に発売した。井上さんの2曲に切れ味鋭いアレンジを施し、歌っている。

 東京・新宿で15日に開かれたプレミアム上映会で、富野監督はGacktさんのカバーについて、「懐メロではない、新しい曲として聞こえた。若い世代の手で作品が次代に残っていくのを見ることができ、うれしい」とあいさつ。

 列席したGacktさんから花束を贈られると、大学の同級生だった故人への思いがこみ上げ、「何より、井上大輔が喜んでいると思います。ありがとう」と声を詰まらせた。

 シャア役の池田秀一さんも「劇場公開から時がたち、我が妹アルテイシアやブライト艦長といった“戦友”を亡くしまして、改めてこのDVDがメモリアルなんだという気がします」と、故人となった共演者の井上瑤さん、鈴置洋孝さんをしのんだ。

 あいさつ後の会見でGacktさんは、カバーの完成に4カ月かかったと明かし、「どうしてもまとまらず、作っては直し作っては直し、一度はもう投げて旅に出ようかと思った。2度とやりたくない」と苦笑した。

 「自分にとって愛情のある作品だし、富野さんに、井上さんに、ガンダムのファンに、そして僕のファンに、応えなければならないとの思いがあった。山登りと同じで、途中はつらいけど頂上では素晴らしい眺めが待っている。今回、僕にとってその眺めは、多くの人の笑顔です」と、隣の富野監督にほほえみかけた。

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