話題の「段ボール肉まん」、東京・秋葉原で食べてみた2008年01月03日 中国で捏造(ねつぞう)報道されて話題となった「段ボール肉まん」が、東京・秋葉原で人気となっている。昨年12月から発売が始まり、週末には1日1500個ほど売れるという。(アサヒ・コム編集部) 〈写真特集〉はこちら
東京・秋葉原の大通りに面した一角に「できたて段ボール肉まん」と大きな文字の看板が掲げられている。店名は「毬琳(まりりん)」。 「おまんじゅおいしく蒸し隊」と呼ばれる店員らが、ピンクや赤色の人民服のコスプレ姿で出迎えてくれる。肉まんに「おいしくな〜れ」と魔法をかける「隊員」もいるという。 1個420円で、味は「女のしょうゆ・癒やし系」「男の塩味・官能系」の2種類。直径約15センチの肉まんは、見た目には何の変哲もない。熱さを忘れ、ハフハフしながらかぶりつく。半分以上食べたころ、「あれ? 段ボール入ってる?」。それらしいものは見つからない。 これは、食の偽装ではなく、「看板偽装」だ、と店員に問いただした。 店員のゆきさんは「段ボール容器『に』入った肉まんです」と、笑顔で説明する。確かに容器は段ボール製だ。しかも、「注・段ボールは食べられません!」の注意書きまである。 この肉まんを企画した菓子メーカー「大藤」は、安倍元首相のクッキーなど社会風刺した菓子も発売している。大久保俊男社長(60)は、「食品偽装一色の一年だった。食品業界の自戒を込めて、半年間限定で出店した」と話す。 肉まんは、横浜中華街の業者と共同開発。茨城県産の「ハーブ豚」を使用している。子豚の時期にえさとして4種類のハーブを食べさせて、臭みを減らしている、という。段ボールの容器は、保温効果があり、熱い肉まんを持ちやすくする役割だ。 社長は当初、「大藤」として販売しようとしたが、社員の大半から「不まじめだ」「やりすぎだ」と猛反対されため、別会社を作って発売に踏み切った。段ボール容器の製作費や設備費などがかかり、半年間の販売では利益が出ない恐れもあるという。 大久保社長にとって、秋葉原は流行の変化がすさまじく速い「超変」な場所だ。そんな秋葉原で、ニュースや時代の変化にちなんだ食品を生み続けたい思いがあり、出店した。 あなたの口コミ募集中!
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