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森の妖精ヤマネ ラブリー写真展

2008年01月10日

 つぶらな瞳に、ぬいぐるみのような体が愛らしい。小さなヤマネの生態を追った写真展が、山梨県北杜市の清里フォトアートミュージアムで開かれている。(アサヒ・コム編集部)

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サルノコシカケに乗るヤマネ(1984年、西村豊撮影)Copyright NISHIMURA Yutaka

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巣穴から顔を出すヤマネ(1985年、西村豊撮影)Copyright NISHIMURA Yutaka

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枯れ葉の下で冬眠するヤマネ(1990年、西村豊撮影)Copyright NISHIMURA Yutaka

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枝の後ろに隠れたヤマネ(1982年、西村豊撮影)Copyright NISHIMURA Yutaka

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雪の中で眠るヤマネ(1986年、西村豊撮影)Copyright NISHIMURA Yutaka

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桜の枝に逆さにぶら下がるヤマネ(1984年、西村豊撮影)Copyright NISHIMURA Yutaka

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アケビを食べるヤマネ(1986年、西村豊撮影)Copyright NISHIMURA Yutaka

 写真家、西村豊さんが、約20年かけて撮影した。枯れ葉の中で冬眠したり、アケビの実に隠れたり。めったに見られない場面をとらえた90点を展示している。元々、会期は10月までだったが、延長を望む声が多く寄せられたことから、08年1月まで延長した。

 ヤマネは体重わずか25グラム、体長は5〜6センチで、しっぽを入れても12センチしかない。夜行性で、1年の半分は枯れ葉や地中で冬眠する。長野県富士見町在住の西村さんは、山中で寝泊まりしながら撮影を続けてきた。

 サルノコシカケに寝そべったヤマネをとらえた1枚は、西村さんがずっとねらってきた構図。5年かけて探し1984年にやっとシャッターチャンスに巡り合えた。

 コケの中から顔を出したヤマネは、じっとカメラを見つめたまま。写真説明には「まるで『私はヤマネではありませんよ。苔(こけ)です』とでも言っているようだった」とのコメントを付けた。

 近年、ヤマネは、山の環境変化の影響を受け、人家にも姿を現すようになったという。清里フォトアートミュージアムは「ヤマネの暮らす森と、人間がどのように共生できるかについても、考えてもらいたい」との思いを込めたという。

 展覧会は08年1月27日(1月11日まで休館、毎週火曜休み)まで。入場料800円。

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