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〈教えてランチ〉うまみじんわり焼鳥重 炭火にこだわり

東京・人形町 久助

2008年01月10日

 読者からの情報をもとに取材、紹介する「教えてランチ」です。(アサヒ・コム編集部)

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プリプリの焼き鳥が並ぶ「焼鳥重」

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ランチは、このセット一品のみ。ご飯の量は注文できる。何も言わなければ、普通盛りが出てくるという。

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甘酒横丁の並びにある「久助」

 「夜はきちんとした焼き鳥屋さんですが、昼間は焼鳥重の一品メニューしかありません。焼き鳥は大変美味でご飯も上物です。昼11時30分から40席ほどの店内が常に満員です」(東京・本多信和さん)

 東京・人形町。中央区内でも「下町」の情緒が残る甘酒横丁に並ぶ「久助」。のれんをくぐり、気取らない店内の一角に腰を下ろす。さっそく、一品メニューの「焼鳥重」を注文した。

 お重にしきつめられたご飯とのりの上に、大きめにカットされたもも肉の焼き鳥がきれいに並ぶ。何より驚いたのは、香ばしいにおい。

 「うちはね、ランチも炭火でやってるんです」と、ご主人の村田秀章さん。

 口に運ぶと、見た目から予想する以上に柔らかな歯ごたえ。かすかに焼けこげもつくカリカリした外側とは裏腹に、中は柔らかく、うまみがじんわり。やや辛口のタレと一緒に、ついついご飯が進む。

 おみそ汁は、カツオだし。とろろ昆布とおぼろ昆布が入り、さっぱりした味わい。ボリューム感のあるお重に合う。

 鶏肉は、鳥取の「大山鶏(だいせんどり)」。肉質が柔らかく、焼き鳥には最適だという。「焼き鳥は固いとおいしくない。歯ごたえも大事だけど、柔らかさには一番こだわっています」

 スピードが求められるランチタイムに、炭火を使うのは苦労があるという。コンロなら火力は自在だが、炭火の火力を強く保つには熟練の技が必要だ。「それでも、香りが全然違うからね」。それに加え、炭火は火の通りが早く、コンロに比べて、柔らかく仕上がるそうだ。

 とはいえ、炭火が切れる午後1時すぎには、もう店じまい。「そこから、炭を起こすのには1時間はかかるからね」

 村田さんは、人形町で生まれ育ち、26年前に開店した。修業していた料理屋から、秘伝のタレをもらったタレを、継ぎ足しながら今でも使っているという。ランチタイムの一品メニューも、20年以上変わらない。「お客さんがいる限りは、変えるつもりはないですよ」


【メニュー】ランチタイムは、焼鳥重のみ。ご飯は、大盛、中盛、普通、小盛から選ぶ。いずれも800円で、みそ汁、漬物がつく。
【お店情報】住所=東京都中央区人形町2の21の11 電話=03・3639・5409 営業時間=11:30〜13:15 17:00〜22:00(ラストオーダー) 休日=土日(第1、3土曜は夜のみオープンし、1時間早く閉店) 喫煙=可

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