ソニーを意識、ジョブズ氏がエア発表で語る2008年01月16日 ソニー製より薄く、軽く――。新型のノート型パソコン「MacBook Air(エア)」を発表したアップル。最高経営責任者(CEO)のスティーブ・ジョブズ氏は16日(日本時間)、発表の舞台となった同社の祭典「マックワールド」で、ソニーを意識したという開発秘話などを披露した。(アサヒ・コム編集部) 〈写真特集〉はこちら
アップルが「最薄、軽量化」を目指すのに指標としたのは、業界でももっとも薄いとされていたソニーのノート型パソコン「TZシリーズ」だった。ジョブズ氏は、「ソニーのノートは、3ポンド(1.36キロ)という重さを実現するために、ディスプレーやキーボードの大きさ、薄さ、性能の面で妥協した」と話した。 エアの一番厚みのある部分(1.94センチ)は、ソニーのノートの最薄部分より、薄いという。その薄さを強調するために、茶封筒からエアを取り出すパフォーマンスを見せた。 また、インテル社と提携して中央演算処理装置(CPU)の小型化にも取り組んだ。従来の「Core2Duo」より60%の大きさにしたという。同席したインテル社のCEOポール・オッテリーニ氏は「初めは不可能と思った。だが、両社が共同開発したことで技術革新が起こった。感謝している」。 マザーボードも最小化をはかり、鉛筆の長さよりも小さいことも強調。オッテリー氏は去り際に、手にしていたCPUをジョブズ氏に記念品として手渡した。 薄さ、軽量などとともに注目されるのは無線技術だ。光学ドライブ(DVDドライブ)を内蔵しないことや、複数のUSB端子を持たない姿勢は、外部機器との接続を無線LANに集約しようという意思の表れだ。 外付けハードディスクをノートに常時接続するのは現実的でないとジョブズは指摘する。その代わりのハードとして、802.11nやブルートゥース2.1を介して外部ハードディスクや他のパソコンの光学式ドライブにアクセスする。 バックアップ用の外付けハードディスクとしては、無線LAN機能を付加した「タイムカプセル」が用意された。500GB(税込み3万5800円)と1TB(同5万9800円)の大容量で、マシンの電源を入れた途端、レパードOSにプレインストールされたバックアップソフト「タイムマシン」が自動バックアップを行う。ケーブルの接続は不要だ。携帯音楽プレーヤー「iPod touch」とも連動する。 ジョブズ氏はほかに、アップルの戦略として映画会社11社と提携してレンタル業を展開することや、携帯電話「iPhone」や「iPod touch」のアプリケーションのバージョンアップについても明らかにした。 PR情報この記事の関連情報コミミ口コミ
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