元ホームレスが焙煎、きずな深めるコーヒー店1周年2008年01月24日 元ホームレスの人たちによるコーヒー豆通販の店「こもれびコーヒー」が26日、東京都内で開店1周年記念祭を開く。メンバーは、ほぼ独学で焙煎(ばいせん)技術を習得。新たな人間関係を育みながら、今日も出来たてコーヒーを届けている。(アサヒ・コム編集部)
NPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」が運営している。焙煎しているのは、40代から70代の5人。かつてホームレス生活をしていたが、「もやい」がアパートの保証人になることでそこから脱却した。 「もやい」は2001年の発足時から、ホームレス支援として住居や借金、病気などの相談に乗ってきた。現在まで、保証人になることでアパート入居を手助けした元ホームレスの人数は約1200人にのぼる。 一方、せっかく住む場所を得ても人間関係が築けず、社会的に孤立してしまう人も少なくなかった。そこで、気軽におしゃべりができる場所として、2004年に「サロン・ド・カフェこもれび」を開設。共同作業を通じ、さらにきずなを深めてもらおうと、2007年1月にコーヒー豆の通信販売を始めた。 コーヒー豆はフェアトレード(公正貿易)で東ティモール産のものを取り寄せた。「自分たちが大変だからこそ、貧しい人たちを助けたい」という思いからだ。値段は、1袋(200グラム)700円と、一般的な価格の約3分の2に抑えた。 注文を受けてから焙煎をするなど味にはこだわる。始めた当初の注文は、月100袋程度だったが、活動への理解が広まり、今では毎月250〜300袋を売る。 1周年記念祭は、東京都新宿区の戸山サンライズで、午前10時から午後4時まで。2006年からの1年間「こもれび」の足跡を記録したドキュメンタリー映画「今日も焙煎日和」(飯田基晴監督)が上映される。コーヒーの試飲会や販売のほか、商品にならなかった豆を使ったコーヒー染めも体験できる。入場は無料。 コーヒー豆の注文は、ファクス(03・3266・5748)かメール(komorebi_coffee@yahoo.co.jp)で受け付けている。 PR情報この記事の関連情報コミミ口コミ
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