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あのデジスコに挑戦、超望遠撮影の成果は

2008年02月01日

 デジタルコンパクトカメラとスコープ(望遠鏡)を組み合わせ、超望遠撮影を可能にするデジスコ。一眼レフカメラでの望遠撮影に比べ、安価でコンパクトな点が特徴だ。団塊の世代を中心に、野鳥撮影法として人気があり、機材さえそろえれば初心者でも楽しめるという。野鳥観察、カメラともに素人の部員が挑戦してみた。(アサヒ・コム編集部)

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照準器をのぞくとこんな感じ。赤い光を被写体に合わせる

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デジスコ機材一式

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はじめて名前を知ったアオジ。撮影場所が悪く、手前の枝が写ってしまっている

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今回撮影したジョウビタキ

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今回撮影したモズ

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空飛ぶ宝石とも呼ばれるカワセミ。この鳥がきっかけでデジスコを始める人も多いという(デジスコドットコム提供)

 必要な機材は、カメラとスコープ、それらを接続するアダプター、三脚、雲台、レリーズ、照準器など。多岐にわたる機材の選択が悩みどころだが、関連サイトや書籍が参考になる。問題は価格。すべての機材をそろえると入門用でも十数万円になる。一眼レフカメラで野鳥撮影をしている上級者からすると安価でも、初心者からすると覚悟が必要だ。

 今回は、すぐに撮影できるフルセットを専門サイトで購入した。価格は約30万円。手持ちのカメラを流用したかったが、スコープに接続するためのアダプターが発売されていないため、あきらめた。アダプターを自作している上級者もいるが、初心者はデジスコ用に新たなカメラを購入するケースが多いようだ。

 届いた機材を担いで自宅近くの公園へ。早速、スズメの群れを見つけてスコープをのぞいてみると、アオジという野鳥だった。その他にもモズ、シジュウカラ、ジョウビタキなどを見ることができ、身近に魅力的な野鳥がいたことに気がつく。また、スコープを通して見ると、スズメが首をかしげるしぐささえ魅力的だ。

 撮影は簡単だった。撮影したい鳥に照準器の赤い光を合わせると、スコープの視界に導入できる。スコープ側でピントを合わせたら、カメラのオートフォーカス任せで連写する。連写した大量の写真から、気に入ったカットを選ぶのがデジスコの基本だ。自宅のパソコン画面で確認すると、納得のいく写真が数枚あった。A4サイズにプリントしてみると感動の出来ばえだ。

 デジスコ写真家として活躍する大島志のぶさんによると「落葉している冬は、野鳥を見つけやすく、デジスコデビューにはおすすめ。また、最近は都心でカワセミを撮影することもできます」という。何げなく通り過ぎていた公園に、意外な魅力があふれているかもしれない。

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