ローカル線ガールズ、奮闘中2008年02月01日 福井県のえちぜん鉄道の列車内で切符販売や乗降補助、観光案内にあたるアテンダント(接客乗務員)の、開業から4年間の奮闘を記したノンフィクション「ローカル線ガールズ」(メディアファクトリー)が、全国で発売されている。車掌ではなく「付き添う人」として、乗客へのおもてなしのため試行錯誤を重ねてきた日常が、語り口調でつづられている。
著者は、現在12人のアテンダントのリーダーを務める嶋田郁美さん(28)。「時速五〇キロの職場」「業務連絡は楽し」「支えてくれる人たち」など全8章からなる。1期生の嶋田さんが、えち鉄の誕生の経緯や仕事の悩み、課題を仲間全員で共有し、失敗や困難を乗り越えてきた様子が、具体的事実を交えて生き生きと描かれている。 えち鉄は、二度の正面衝突事故を起こした京福電鉄から、第三セクターとして運営を引き継いだ。アテンダントは2年のブランクを経て運行するにあたり、利用者の安全や利便性を高めようと導入された。 初めはサービスの意図が乗客に受け入れられなかったり、沿線の山や花の名前など、予想もしない質問に戸惑ったり。連絡ノートをつくり、互いの体験やアイデアを共有することで、アテンダント全員が仕事の質を磨いていった。 「アテンダントがいるので安心して乗れる」と好評になり、利用客も年々増加。「ローカル線の星」として全国から注目されるえち鉄を支える存在になっている。 アテンダントの日常の活動の様子や、車内、車窓の風景の約50枚の写真も織り交ぜている。191ページ、1000円。全国の書店やえち鉄の有人駅の一部で販売している。 PR情報この記事の関連情報コミミ口コミ
|
ここから広告です 広告終わり どらく
鮮明フル画面
アサヒ・コムSHOPPING一覧企画特集
朝日新聞社から |