現在位置:asahi.com>コミミ口コミ> 記事

コミミ口コミ鉄道

鉄道居酒屋に「ご乗車しちゃいました」

2008年02月23日

 鉄道居酒屋「LittleTGV(リトル・ティージーブイ)」が22日、東京・秋葉原にオープン。開店前日には報道関係者向けにお披露目された。鉄道ファンを自認する編集部員3人が繰り出した。(アサヒ・コム編集部) 〈写真特集〉はこちら

写真

鉄道アイドル・木村裕子さんとスタッフ全員でポーズ

写真

カクテルを頼むと目の前でシェークしてくれる

写真

制服に身を包んだ女性スタッフがお出迎え

 地図を頼りにパソコンショップなどが並ぶ秋葉原の通りを行く。雑居ビルにある店を発見し、いざ入店。「いらっしゃいませ。ご乗車ありがとうございます。何名様でご乗車でしょうか」。受け付けで車掌風の制服を着た女性スタッフに聞かれた。気分が盛り上がってくる。

 乗車(入店)時には、チャージ代として500円分の切符を購入。この切符で架空の鉄道会社「新秋葉電気鉄道」の電車に乗り込むという設定だ。切符には「新秋葉500円区間」の文字。券面には日付印も。まるで本当の切符のようだ。

 フロアに進む。駅員やアテンダント風の制服に身を包むスタッフから、またもや「いらっしゃいませ。ご乗車ありがとうございます」。着席すると、スタッフが切符にハサミを入れる。

 ドリンクはすべて鉄道に関する名前が付けられている。「山手線カクテル」「217系スカ色カクテル」「EF65PFレインボー」などの「電車カクテル」や「0系ひかり」「400系つばさ」「200系とき」などの「新幹線カクテル」といった具合だ。

 初めてのことで迷うが、「駅員が目の前でシェークします」という新幹線カクテルを頼むことに。「ファステック360」「ドクターイエロー」「N700のぞみ」を注文した。

 まもなく運ばれてきたのは3本のシェーカー。アテンダント風の制服のスタッフが「初めてなのでうまくできなくてすみません」と言いながら目の前でシェークして注いでくれた。うまく振れなくても一生懸命な様子に一同満足。

 勇気を出してシェークしてくれたスタッフに好きな電車を聞く。「東京メトロの銀座線と都営大江戸線が好き」だという。理由は「銀座線はレトロなところ、大江戸線はいすが角張っているから」。

 フードメニューは「新秋葉電気鉄道」の路線図を模してあり、駅名部分がメニューになっている。中央の「新秋葉駅」を中心にクイック線や揚げもの線、サラダ線などメニューの種類別の路線が書かれ、新秋葉駅から遠くなるほど金額も高くなる。

 店内では時おり、チンという音や扉の閉まるプシューという音が聞こえる。店内を見回すと、入り口横のモニターに京浜東北線の走行ビデオが流れている。電車に乗っている臨場感をアップさせる演出だ。

 Nゲージのジオラマも店内奥に置かれている。模型の先頭車両には小型のカメラが内蔵されていて、模型から見た風景が頭上のモニターに映されている。同店によると、ジオラマ内の看板のスポンサーを募集しているという。

 この日は、鉄道アイドルの木村裕子さんによる出発式もあった。木村さんは「今まで鉄道がテーマの、こんなお店は無かった。ずっと待ち望んでいたので本当にうれしい。鉄道はみんなが日常で接している。誰でも気軽に来てください」とあいさつ。「鉄道ファンの聖地になれば」と期待を寄せていた。

 木村さんは、今後イベントや特別車掌として月に1、2度店内に立つという。タイミングが合えばオーダーを取ってもらえたり、切符にハサミを入れてもらえたりするかもしれない。

PR情報

このページのトップに戻る