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桜庭さん「変装ばれた」、川上さんは… ブログで後日談

2008年03月08日

 第138回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)は、新鋭の注目作家による受賞で、先月あった贈呈式もひときわ注目を集めた。受賞者2人は公式サイトでも積極的に情報を発信中で、直木賞の桜庭一樹さんは後日談を早速アップ。芥川賞の川上未映子さんは、贈呈式後、編集者と文学談義をしたことをブログで報告した。(アサヒ・コム編集部)

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贈呈式で壇上に立つ桜庭さん(左)と川上さん

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直木賞を受賞した桜庭一樹さん

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芥川賞を受賞した川上未映子さん

 贈呈式には上品な和装で臨んだ桜庭さん。実は式の前日、友達から「頭にへんなピンつけていっちゃだめよ」(2月21日)と忠告されていたことを公式サイトで明かしていた。

 贈呈式後、テレビ番組で取り上げられたこともあり本屋に変装していったが、店員から「あ、桜庭さん。こないだのね……」(2月26日)と普通に応対されたことを紹介。「変装ってなんだろう……」(2月26日)とのつぶやきも。

 直木賞の受賞作「私の男」に登場するのは、愛し合う父娘。多くの人の道徳観を揺さぶる内容だが、本人は穏やかな話しぶりで、ぼくとつとした印象だ。一方、「私の男」の中づり広告には真剣な表情の桜庭さんの写真。「いつになくキリッとしてるので、通勤、通学のついでにちょっと見上げてみてください。(この顔がどうしても再現できない……)」(2月27日)

 その後も変装は続いているが、相変わらずばれているようで、店員から「すぐわかりましたよー」(2月28日)と声をかけられた桜庭さん。「やっぱり変装になってないらしい」(2月28日)と反省していた。

 川上さんは、きらびやかなドレスで贈呈式に登場。「小説は読んでもらって初めて呼吸するもの。表現は見てくださる人が鏡になって、それが色んな所に反射していって、そのところどころで色んな光を放つ」とおなじみの大阪弁であいさつした。

 芥川賞の受賞作「乳と卵」は、母子の関係をそれぞれの体の変化を軸に描き出した。小説の単行本第1作目となる「わたくし率 イン 歯ー、または世界」でも、心と体の接点について、とことん追求。同作品は前回の芥川賞候補作になった。

 新人作家として注目が集まるなか「激しい道だと思いますが、たくさんの小説を一作一作丁寧に書いていけるような体力をつけていきたい」と意気込みを語った。

 川上さんも自分のブログで、贈呈式後に編集者らと深夜まで文学談義をしたことなど、その後の様子について書いてアップしている。

〈ハイビジョン動画〉芥川賞・直木賞贈呈式

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