「痛いほどきみが好きなのに」 ホーク監督の失恋2008年03月11日 才人俳優イーサン・ホークさんが、自伝的小説を自ら映画化した「痛いほどきみが好きなのに」のPRで来日した。失恋の苦しみを赤裸々に描く物語。「10年間、白日夢のようにこの作品のことを考え続けた」と語る。(アサヒ・コム編集部)
「トレーニングデイ」(01年)の演技と、「ビフォア・サンセット」(04年)の脚本で、アカデミー賞にノミネートされた経歴を持つホークさん。監督として2本目となる長編の題材に、96年に初めて発表した自作の小説を選んだ。 「実は以前、この本を映画化したいという話があったが、僕の望む監督じゃなかった。僕がやってほしいと思う監督に頼むと、みんな『自分でやりなよ』って言うんだ」 主人公は駆け出しの俳優ウィリアム(マーク・ウェバー)。歌手の卵サラ(カタリーナ・サンディ・モレノ)に夢中になるが、恋にのめりこむことを恐れるサラに拒まれ、自制心を失う。 「思い出を書いたわけではなく、フィクション」と断るが、「この作品には僕自身がたくさん入っている。僕とウィリアムがどう違うか? それは、難しくて答えづらいね」。 留守電にメッセージを吹き込み続けるといった、サラへの様々なストーカー行為に目を奪われるが、重要な主題は、幼いころウィリアムを捨てた父との関係だという。 「サラは触媒なんだ。恋を通じて、ウィリアムは自分の本当のキズに気づく。恋愛観は、親からどんな愛を与えられたかが大きくかかわる。自分に自信が持てないと恋はゆがむものだ」 「あなたの心は、私と出会う前に壊れていたんじゃないの?」というサラのセリフがお気に入りという。「原作にはない言葉だけど、この物語の核心を突いていると思う」 映画は5月に公開される予定。 PR情報この記事の関連情報 |
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