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グロテスクの美学 映画「タクシデルミア」

2008年03月20日

 ハンガリー映画「タクシデルミア ある剥製師の遺言」が29日から公開される。性欲、食欲、そして死への欲望に操られた祖父・父・子を、グロテスクな映像美で描く。(アサヒ・コム編集部)

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「タクシデルミア」から 大食い選手だった父(トローチャーニ・ゲルゲイ)は、現代において異様な肥満体に

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パールフィ・ジョルジ監督は74年生まれ=東京・恵比寿で

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「タクシデルミア」の大食い競技場面 「ルールは僕が創作した。ホットドッグの早食い世界一は日本人なんだよね?」と監督

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ラヨシュ(マルク・ビシュショフ)は世間に背を向け、はく製作りに没頭する

 主人公の祖父は第2次大戦下、上官の太った女房と寝て、頭を吹き飛ばされた。父は共産主義時代、大食い競技のエリート選手として食いまくっては吐いた。現代、主人公のラヨシュは究極の剥製(はくせい)づくりにとりつかれていた。

 「戦争の中で人は生命力にあふれ、平和な現代では死んだように生きている。そうした皮肉な対照を通じ、家族の歴史を描こうと思った」と、パールフィ・ジョルジ監督。

 全編しゃっくりばかりが続く怪作「ハックル」(02年)に続く2作目の長編となる。タイトルは「剥製術」の意。説明を廃した寓(ぐう)意に富む語り口で、画面に性器とゲロと内臓が躍る。

 「人間について語るには、その欲望と肉体を余すところなく描くべきだ、と考えた。タブーというのは肉体にかかわることばかり。それを踏み越えたらこうなった」

 性器から噴き出す炎、異常な肥満体、剥製を半自動で作る機械など、グロテスクな描写が醸し出すユーモアは、チェコの映像作家シュバンクマイエルを想起させる。「尊敬しているし、影響も受けた。でもこの暗さは、中欧の風土が生み出すものです」

 東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムを皮切りに、各地で順次公開される。

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2008-03-20(Thu) もこさんの投稿

こういう退廃的で下品な表現でさえも美術的と評価される現代は、楽しい時代だと思います。
人によっては目くじらを立てる方もいるとは思いますが、逆にこういうものを抑圧した方が
当人にとっても、社会的にとっても危険でしょうね。

それはともかくとして、作品自体も魅力的ですね。家族や恋人とは見られなさそうですけど。

2008-03-20(Thu) poolplayerさんの投稿

期待。双子たちの戦慄やジェイコムズラダーみたいな映画かな。

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