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「つけもの喫茶」 手作り無添加の漬物はいかが

2008年03月30日

 赤カブや野沢菜と京都・宇治の煎茶(せんちゃ)でもてなす「つけもの喫茶」が長野県松本市の浅間温泉に登場した。漬物は地元の女性らによる手作り無添加のもの。信州のスローフードで、温泉街のにぎわいを取り戻そうという思いが込められている。

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カウンター前のケースの中から好きな漬物を選んで注文する=松本市浅間温泉で

 同温泉の「ホテル玉之湯」が開いた。約53平方メートルの店内は24席。カウンター前のガラス棚に10種類ほどの漬物がずらり。「折井さんちのハイカラ漬」「北沢さんちの赤かぶ」「有賀さんちの奈良漬」……。漬物には作った人の名前を書いた札。いずれも近くの70〜80歳代の「漬物名人」の女性らが自家製の野菜を使って漬け込んだ。「各家庭で代々受け継がれた味。工場で作った大量生産の漬物とはひと味もふた味も違います」と店長の浜重俊さん(62)。

 基本メニューは漬物3品と地元の和菓子1個にお茶が付く「おまかせ日替わりセット」(500円)。お茶はポットと急須で出し、5〜6杯は飲める。漬物以外に、社長の山崎良弘さん(52)=崎は山へんに竒=の手打ちそばやおにぎりも。

 浅間温泉街で毎週日曜に開いている朝市で、近隣農家の女性が野菜と一緒に売っていた漬物が好評。これに目を付けた「漬物好き」の女将、山崎圭子さん(49)=崎は山へんに竒=が3〜4年前から計画し、ホテルそばの空き店舗を改装、出店した。

 浅間温泉への観光客は79年をピークに年々減少傾向。圭子さんは「温泉街の名物にして、街に元気と明るさを取り戻したい」。

 営業は午前9時半〜午後6時。年中無休。

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