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ちゃぶ台、黒電話・・・昭和のノスタルジー、ここに

2008年04月03日

 昔のちゃぶ台に黒電話、角のまるい白黒テレビにオープンリールデッキ……。小山市八幡町2丁目の手作り家具店「春山木工」で1日、企画展「昭和のノスタルジック展」が始まった。家具職人の春山信行さん(65)が、父親の仕事道具や親類や客から譲ってもらった生活雑貨など昭和の道具を毎年、内容を変えて展示。今年で10年目を迎えた。

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昭和のノスタルジーが一堂に

 春山木工は、信行さんの父・紋市さん(故人)、長男の勇美さん(33)と3代続く家具職人。10年前、展示場を改築したのを機に、紋市さんが使った古いかんなやのみなどを並べた。すると、客から「昔のレコードや雑誌もみたい」「自分の家の古い道具も飾ってほしい」と声が寄せられるようになった。仕事柄、家の新築で家具の注文が入る。取り壊す古い家や蔵にある道具や雑貨が集まった。

 現在、道具や雑貨は1千点を超える。2年目には8ミリカメラ、3年目には昭和初期の絵はがきと、毎年内容を変えて5月に約1週間展示している。今年の展示は約150点。10年の集大成として、これまで展示した道具から選んで、昭和の部屋を再現した。期間も5月5日までの約1カ月にした。

 手作りの木工家具は使い続けるうちに味が出てくる。「家具をつくるのは私たちでも、アンティークに育てるのはお客さん。物のなかった時代に苦労して買い、大切にした道具には思い出が込められている。その愛着を感じてもらえれば」と春山さんは話す。入場無料。問い合わせは春山木工(0285・22・3411)へ。(古源盛一)

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