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つくば発、時空戦士イバライガー参上

2008年04月15日

 つくば発のアクションヒーロー、時空戦士イバライガーが奮闘している。ショーなどで敵を倒しながら、子や大人が忘れかけている「他人への思いやり」や「法令順守」などの大切さを訴えている。各地のイベントに登場するほか、地元テレビ局でも放映され始めた。(伊藤悟)

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時空戦士イバライガー(イバライガー製作委員会提供)

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時空戦士イバライガー(イバライガー製作委員会提供)

 イバライガーは昨年8月、「まつりつくば」の会場に突如現れた。茨城県の県鳥のヒバリに似たマスクで、赤を下地に多くの「前進」を意味する白い矢印のコスチュームが特徴だ。

 呼びかけ人は、仮面ライダーなどに扮して施設や病院などを訪れていた男性。つくば市に住む20〜50代の研究員や鍼灸(しんきゅう)師、自営業者ら15人で「イバライガー製作委員会」を作り、仕事を終えると連日深夜まで、真剣にイバライガーの未来について話し合っている。

 最近増えている地元宣伝型の「ご当地ヒーロー」とはちょっと違う。天敵は人間のよこしまな心に引き寄せられる悪者ジャーク。見ている人たちが正しい心を持ってイバライガーを応援すると、イバライガーがパワーアップしてジャークを倒すことに成功する。

 例えば、昨年末に美浦村で開かれたクリスマスイベントでは、子どもがプレゼントを喜ばなくなったため、サンタクロースが悪い「黒サンタ」に変身し、ジャークの仲間になってしまった。子どもたちが感謝の気持ちを再確認するようになると、イバライガーが勝った。

 ジャークが近づく悪い心は「あいさつをしない」「ごみを分別しない」「交通ルールを守らない」など様々だ。製作委員の福士健太郎さん(37)は「大人が正面から『こうしなさい』と言っても、なかなか心に響かない。でも、ヒーローが訴えると、大人でも自然と心に染みいってくる気がしませんか」とイバライガーの不思議な力を説明する。

 2月からは市内のケーブルテレビ「ACCS」で5分間の放送が始まった。まだ1話しかつくられていないが、2年かけて放送される予定で、将来はハリウッド進出も目指している。

 19日正午と午後3時15分には日本自動車研究所(つくば市苅間)に登場し、安全な自動車社会を訴える「世界交通安全大作戦」をするという。

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