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インディカー、350キロの高速対決

2008年04月18日

 米国生まれの自動車レース、インディカー・シリーズ第3戦「インディ・ジャパン300マイル」が17〜19日、栃木県茂木町桧山のツインリンクもてぎで開催される。同シリーズの茂木町開催は今年で6回目。モータースポーツ界ではF1に匹敵する人気と言われ、昨年の茂木町でのレースは3日間で10万人近くが観戦した。今年も日本人選手の成績に注目が集まる。(志村亮)

 インディカー・シリーズは1911年に米インディアナ州で始まった「インディアナポリス500マイル(通称インディ500)」を含む人気レース。歴史は1950年に英国で誕生したF1より古い。

 08年シーズンは全16戦の日程が組まれ、米以外で開催されるのは茂木町だけだ。

 複雑なコースが多いF1に対し、インディは16戦中11戦を楕円(だえん)形コースが占める。

 ツインリンクもてぎでも、1周約2.4キロの楕円形コースを反時計回りに200周する。楕円がややゆがんだ形になっており、注目はカーブが急な第4コーナー。ドライバーのコース取り次第で順位がめまぐるしく入れ替わる。観客席からコース全体を見渡せるのも魅力の一つだ。

 F1のドライバーがアクセル、ブレーキなどの複雑な操縦を求められるのに対し、インディはコースが単純なだけアクセルによる速度調節が操縦の中心。高速勝負になり、もてぎでも直線最高速度は時速350キロに達する。

 インディでは環境意識の高まりを理由に、昨シーズンからサトウキビなどが原料のバイオエタノールに、少量のガソリンを混ぜた燃料を全戦で使っている。

 今回の注目は、今季全戦に参加する東京都出身の武藤英紀選手の戦いぶりだ。3月29日の開幕戦はリタイアしたが、今月6日の第2戦は6位に入った。これまでの日本人選手の最高順位は、高木虎之助選手が03年に米テキサス州でつかんだ3位。武藤選手が昨季チャンピオンチームの名門「アンドレッティ・グリーン・レーシング」に属していることも日本人初制覇への期待を高めている。

 今回、米国生まれのロジャー安川選手も限定参戦する。17日は練習日で、18日に予選、19日午後1時から決勝レースが行われる。

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