新体操選手、ミッドタウンで「見られる訓練」2008年04月17日 新体操の日本選抜団体チームが、都内の商業施設で、「公開合宿」を行い、練習や新作演技を披露した。北京五輪に向けた「見られて、強くなる訓練」という。(アサヒ・コム編集部)
買い物客でにぎわう東京都港区の東京ミッドタウンの一角に、13メートル四方のマットをひいた公開会場が用意された。冒頭にあいさつした山崎浩子強化本部長によると、「平均年齢17歳と若い選手たちは、国際試合で人に見られて演技する経験が不足している」という。今回の公開合宿は、「見られて強くなる」というコンセプトの強化策の一環だ。 団体チームは、千葉県の合宿所で自炊生活をしている。 公開演技はまず、普段の練習着というピンクのTシャツと黒いスパッツ姿の選手5人が登場し、始まった。マットのすぐ近くまで観客がいて、脇で山崎本部長が解説。実際の試合にはない特殊な状況の中での練習ではあったが、選手たちは狭いマットを目いっぱい使い迫力ある演技を行った。 続いて、選手たちはラメの入った紫色のレオタードで登場。五輪に向けて練習を開始したばかりという「ロープ」の新作演技を披露した。山崎本部長によると「まだまだ未完成」とのことだが、アメージンググレースの曲にあわせ、ピンクのロープが華麗に宙を舞った。「フープ&クラブ」の演技では、黄緑と黒のレオタードに着替えて登場。3月にウクライナで行われた国際競技会で好感触を得た大技を次々繰り出し、会場にいた観客の拍手が鳴り響いた。 また、2006年トリノ五輪金メダリストのプロスケーター荒川静香さんが、スペシャルゲストとして登場。「勝利につながるメーク」をテーマにしたトークショーを開いた。 子供の頃はヘアメークアーティストになりかったという荒川さんは、試合の時のメークは自分でするという。「試合本番前のメークタイムは貴重な時間」と話し、「トリノ五輪の時は、ヘアもメークもスムーズに決まり、落ち着けました」。 選抜団体チームには、化粧品会社のポーラの美容スタッフ3人が、専属として参加している。三澤樹知選手は、「他の国の選手は汗などで演技途中に化粧が崩れることが多いが、日本の選手には全くなかった」。 荒川さんは、リボン回しにも挑戦。本物は初めてだが、子供の頃にまねをしていたことがあるそうで、軽く演技をしながら見事に回した。 北京五輪代表候補選手たちには、「初めての五輪だと思うが、どれだけ楽しんで演技ができるかが大事。笑顔を忘れずに楽しんできてください」と激励のアドバイスを送った。 新体操の日本代表は、北京五輪への出場権をすでに獲得している。選抜団体チーム9人のメンバーの中から、代表として実際に北京の地を踏めるのは6人。山崎本部長は「選手たちは最後の最後まであきらめずに頑張ってくれると思う」と期待を込めた。 〈ハイビジョンフォト〉高精細新体操フォトギャラリーPR情報この記事の関連情報 |
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