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ランボルギーニ・ソーニャの原点を紹介

2008年04月22日

 イタリアのランボルギーニ社と手を組み、スーパーカー「ランボルギーニ・ソーニャ」を生み出したカーデザイナー山崎亮志さん(59)が、自らの仕事を紹介するミュージアムを伊東市赤沢のアトリエに開いた。7月で60歳を迎える山崎さんは「これまでのすべてを伝えたい」と話す。

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ソーニャなどの縮小モデルを前に、車作りへの思いを話す山崎さん

 ランボルギーニ・ソーニャは、ランボルギーニ社から車台とエンジンの提供を受け、92年に完成したスーパーカーだ。ソーニャの名には、「イタリア語で『夢』の意味を込めた」という。

 アトリエは土、日曜日の午前11時から午後6時まで、「ミュージアム山崎」として公開される。ソーニャの設計図、繊維強化プラスチック(FRP)製の5分の1モデル、デザイン画、製作過程のパネルなど93点を展示。本当に好きな人に来てもらいたいという思いから、会員制で入会金1万円(個人)とした。

 山崎さんは「物づくりの国といいながら、原点を教える場がない。ここでは物づくりのエキスをすべて見せたい」と話す。

 カーデザイナーにあこがれ、京都市内でカルチャースクールを経営しながらスケッチを描き続けた。ソーニャの原型となる5分の1モデルをつくったのは35歳の時だ。89年には、両脇に5分の1モデルを抱え、カーデザインのメッカ、イタリアのトリノに乗り込んだ。

 91年のジュネーブ国際モーターショーでソーニャの実物大モデルを出展。その後も国際モーターショーで高い評価を受け、実車も製作した。しかし、湾岸戦争、バブル崩壊などに夢の飛躍を阻まれ、92年に帰国した。

 「もう一度、夢に挑みたい」との思いから、今は未来のスポーツカーに取り組んでいるという。山崎さんは「教え、伝えるだけではない。ミュージアムは私にとっても大切な触れあいの場所になる」と話す。

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