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隅田川19橋船で巡る 清洲・永代・勝鬨、重文指定を記念

2008年04月27日

 清洲橋、永代橋、勝鬨(かちどき)橋……。隅田川の千住大橋から下流にある19の橋を水上バスから見物するツアーが5月30日に行われる。清洲、永代、勝鬨の3橋は昨年、国の重要文化財(建造物)に指定されたばかり。主催する都公園協会は「橋の展覧会場といわれる隅田川を知ってもらえれば」と話している。(秦忠弘)

 隅田川の橋は江戸時代、千住大橋をはじめに次々と架けられた。明治政府は木橋を鉄橋に架け替えたが、1923(大正12)年の関東大震災で、多くが消失。その後、国の事業で復興したという。

 その一つが26年に完成した永代橋。長さは185.2メートル。当時初めて長さが100メートルを超す上向きのアーチ形曲線を持つ橋になった。

 次いで清洲橋がよみがえった。長さは186.7メートル。28(昭和3)年の完成で、永代橋と対照的な位置にあることからペアの橋として、下垂形曲線を持つ吊(つ)り橋になった。

 40年に完成した勝鬨橋は長さ246メートル。多くの汽船や帆船が往来できるように、国内最大規模のはねあげ橋として当時の最先端技術を駆使して造られた。最盛期には年間1700回開いたが、交通渋滞を避けるなどの理由から70年11月から「開かずの橋」になっている。

 昨年6月、三つの橋が重文に指定されたのを記念して、今回、都公園協会が水上バスによるツアーを企画。特にこの3橋を中心に解説する。「隅田川の橋がどういう経緯で架けられ、今、どうなっているのかを自分の目で見てもらえれば」という。

 5月30日午前9時50分、中央区明石町の明石町区民館に集合。都職員の中村静夫さんの「隅田川橋梁群の特徴と見どころ」と題した講習会の後、午後0時半に水上バスで出発。千住大橋で折り返して午後2時に両国発着場に到着予定。気象条件などが悪ければ白鬚橋で折り返しになる可能性もある。

 参加費は大人千円、高校生400円、中学生200円、小学生以下無料。定員は先着54人。問い合わせは都公園協会水辺事業課施設係(03・3553・7243、平日午前9時〜午後5時)へ。

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