現在位置:asahi.com>コミミ口コミ> 記事

コミミ口コミオススメ

「魔法の教室」、東京ディズニーリゾートが出前授業

2008年04月28日

 今月開園25周年を迎えた東京ディズニーリゾート(TDR)が25日から、キャストと呼ばれる職員が小学校で掃除の仕方を教える出前授業「魔法の教室」を始めた。TDR側にはPRになり、学校側にとっても、子どもたちが楽しく学べるという相思相愛の企画。早くも15校からの申し込みがあるという。

写真

ペットボトルのふたをごみに見立ててはき掃除のこつを教わった=千葉県船橋市海神5丁目の西海神小学校

 第1回の授業は、千葉県船橋市立西海神小学校の体育館で行われ、1、2年生約130人が参加した。講師役の小関正作さん(32)と山口美保さん(34)が、ほうきとちりとりを使って掃き掃除を実演。その後、ペットボトルのふたをごみに見立てて、児童が5〜7人ずつに分かれて床の掃除をした。

 小関さんらが「背筋を伸ばして」「手首を使ってごみをはじくように掃いて」などと指導。子供たちは楽しそうにごみを集めていった。

 掃除の仕方のほかに、TDR内のリサイクルの状況についてクイズ形式で説明。ペットボトルが制服の一部に使われていることや、空き缶が園内のごみ箱になっていることを聞いて、児童たちから驚きの声が上がった。

 出前授業に参加した2年生の井上尚輝君(7)らは「楽しかった。家の掃除でも教えてもらったことをやってみたい」と話していた。

 TDRの清潔さは、キャストたちによる清掃が支えている。スピードのあるコミカルな清掃作業は、パフォーマンスとしても人気があり、それまでの清掃員のイメージを変えた。

 TDRを運営するオリエンタルランドでは、掃除のこつを教えるだけでなく、「きれいなところは気持ちがいい」「掃除は一人ではなくみんなでやることによって、より早くきれいになる」といった心の部分も教えていくという。

 同校の野木英表(ひではる)・教務主任は「今の子供たちはほうきを使った掃除の経験がない。ディズニーが教えてくれれば楽しく学べる、と思いお願いした」と話している。

 清掃の出前授業は小学1、2年生が対象だが、全学年を対象にした思いやりの心を教える教室もある。

 オリエンタルランドは、こうした「魔法の教室」を、首都圏の1都3県を対象に1年間で約30校ほどで開きたいとしている。

PR情報

このページのトップに戻る