トンネルで熟成3年 発芽玄米酒を発売2008年05月16日 「トンネルの中で3年」。長野県上田市中央4丁目の岡崎酒造が開発してきた、3年貯蔵熟成・発芽玄米酒「双葉」が出来上がり、先月下旬から販売を始めている。「玄米独特のこくがあり、老酒のような芳醇(ほうじゅん)な香りを持つ」という。
発芽玄米酒の企画は「逆転の発想」から出発。日本酒はコメを精米して削り、いいところだけを使ってつくる。「一方、玄米にはたっぷり栄養がある。やってみたらどうか」と考えた。 3年前に仕込み、熟成には坂城町にある五里ケ峰横坑(新幹線建設時の作業用トンネル)を活用。16度という一定温度を保つトンネル内でじっくり寝かせた。「仕込んだ段階では雑味が強かったが、熟成によって雑味がこくに変わった」と、杜氏(とうじ)の岡崎美都里さん。試験的な試みのために量は少なく、出来上がったのは300ミリリットル(1100円)が300本、720ミリリットル(2200円)が200本の限定販売となっている。評判はよく、昨年と今年、企画を継続し、トンネルでの貯蔵熟成に取り組んでいる。 問い合わせは、岡崎酒造(0268・22・0149)まで。(鈴木基顕) あなたの口コミ募集中!
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