関東私鉄4社合同でシールブック2008年06月07日 小田急、京急、東急、横浜高速の関東私鉄4社が合同で、子供向けの「シールブック」を作った。各社の最新車両が一緒に並び、絵本とシールがセットになった子供向けの本。すでに2千部以上が売れているほどの人気という。舞台になったのは、意外にも電車工場だ。(アサヒ・コム編集部)
シールブックの各ページにはシールを張るスペースがあり、100枚弱のシールがついている。シールは決められた場所以外に張ることもでき、自分の好みの絵本に仕上げることができる。 小田急が昨年10月、自社の特急ロマンスカーをテーマにしたシールブックを出したところ、5千部が完売、増刷するほどの人気だった。特に、小さな子どもを持つ親に好評だったという。 各社のグッズ担当者の間で「次はぜひ一緒に」という話になり、今回の4社が集まった。 しかし、4社すべての線路が集まる場所はなく、ただ電車を並べるだけだと不自然な構図になってしまう。そこで、テーマに選ばれたのが、普段はあまり知られることのない電車工場だ。実は4社の最新の通勤車両は、横浜市金沢区の東急車輛製造の工場で造られており、実際に完成間近の電車が並ぶこともあるという。 ページをめくると、工場内で車体を造るブース、完成した車両が並ぶ車庫などのシーンが掲載されている。すべて、実物の工場がモデルだ。子供向けの絵柄だが、ディティールにこだわりがみられる。 5月に発売を始めたところ、すでに2千部以上が売れたという。 税込みで500円。小田急のグッズショップ「TRAINS」各店、京急の駅売店や、東急車輛のサイト「電車市場」などで発売している PR情報 |