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迷子のクマ2頭すくすく 長野・茶臼山動物園

2008年06月08日

 山中で母親とはぐれたとみられる2頭の子熊が、長野市の茶臼山動物園ですくすくと育っている。クマ舎前の運動場で正午から午後3時半ごろまで元気な姿が見られる。

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木登りをするもう1頭の子熊

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干し草をおもちゃにして寝転がる子熊

 2頭のツキノワグマの名前は「テツ」と「ミヤ」。4月末に同園にやって来た。現在、推定で生後約4カ月。性別は分かっていない。人懐っこく、飼育員が与える一日5回のミルクをおいしそうに飲んでいる。どちらも体長約40センチ、体重約5キロ。体重は1カ月で2倍になった。

 2頭は4月中旬、北信地方の山中で一緒にいるところを地元の人が見つけた。一般的に子熊は、生まれて1年半ほどは母親に保護されながら見よう見まねで餌の取り方などを学ぶ。しかし2頭のように母親と別れると、そうした力が身につかない。そこで県を通じて同園が保護した。

 クマ舎には25歳になる雌の「ミル」がいる。同園は近々、2頭とさく越しに「お見合い」をさせて相性を確かめ、同居させたい考えだ。ただ、ミルは人間に例えれば80歳を過ぎたおばあちゃん。飼育員にひっかき傷をつけながら所狭しと遊び回る子熊が相手だけに、同園の北沢功獣医師は「体力が持つだろうか」とちょっぴり心配そう。(池田拓哉)

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