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「先輩助けたい」気持ち、空回り 成田・勝田選手

2010年08月21日

(20日、東海大相模11―7成田) 守備でも打席でも、いつもの自分とは違った。「気持ちを切り替えろ」。周囲から声をかけられても、勝田優斗(2年)は、修正できないまま試合を終えた。気持ちが空回りしてしまった。

写真東海大相模―成田 5回表東海大相模2死一、二塁、染谷の打球に右翼手勝田が飛び込むが及ばず適時三塁打となる=中里友紀撮影

 5回表2死一、二塁。この回、すでに2失点のエースの背中を右翼から見守っていると、低い打球が向かってきた。「連投の中川さんを何とか、助けたい」。グラブを前に差し出し、打球めがけて飛び込んだ。球は後ろに転々と転がった。三塁打となり、さらに2点を失った。

 前に落とし、1失点に抑えるべきだった。「なぜ、あのとき、そう判断できなかったのか」。球がどう転がっていったかすらも、覚えていない。

 8回裏2死満塁の場面で、打席に立った。振り抜くつもりが、「当てにいってしまった」。真ん中やや低めに来たカーブをたたくと、三ゴロでスリーアウト。絶好の好機を逃してしまった。

 ベスト4はうれしいが、やっぱり悔しい。チームの目標は、全国制覇だった。課題は、見つかったと思う。「練習を重ね、的確な判断力と勝負強さを身に着ける。そして来年もまた、甲子園に戻ってきます」(斎藤茂洋)


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