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第93回全国高校野球選手権大会

地方ニュース

甲子園で旧友と対戦を 明徳義塾・尾松君ら大阪出身3選手

2011年8月9日11時10分

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写真:硬式野球チーム「浜寺ボーイズ」出身の北川倫太郎君、今里征馬君、尾松義生君(左から)=兵庫県伊丹市鴻池1丁目拡大硬式野球チーム「浜寺ボーイズ」出身の北川倫太郎君、今里征馬君、尾松義生君(左から)=兵庫県伊丹市鴻池1丁目

写真:3日に明徳義塾の練習を見に来た浜寺ボーイズの吉沢泰司監督=兵庫県尼崎市西長洲町1丁目拡大3日に明徳義塾の練習を見に来た浜寺ボーイズの吉沢泰司監督=兵庫県尼崎市西長洲町1丁目

 県代表の明徳義塾のメンバーには、大阪府堺市を拠点に活動する硬式野球チーム「浜寺ボーイズ」の出身者が3人いる。今夏の全国高校野球選手権大会には、ほかにも3校に5人の元チームメートたちが地方大会を勝ち抜いてやってきた。甲子園で再会を果たし、「勝ち進んで対戦しよう」と誓い合っている。

 7日の北海(南北海道)戦でサヨナラ安打を放ったエース尾松義生君(3年)、先制本塁打を打った主将の北川倫太郎君(同)、遊撃手の今里征馬君(2年)の3人。

 3日の練習に、浜寺ボーイズの吉沢泰司監督(38)が激励に訪れた。尾松君が「明徳でも耐えられる技術と礼儀を厳しく教えてもらった」という中学時代の恩師だ。高知大会決勝があった先月27日、寮の公衆電話から3人が交代で優勝を報告した。

 同チームからは、花咲徳栄(埼玉)と英明(香川)で各2人、鳥取商で1人が甲子園出場を果たした。毎年11月ごろに卒団式があり、尾松君らは「甲子園で会おう」と約束してそれぞれ高校に進んだ。この夏、高知大会準決勝の土佐戦でピンチに内野陣が集まった時、尾松君と今里君は「先に鳥取商が決まったから、俺らも負けられんぞ」と話し、気合を入れていた。

 自身は大商大堺(大阪)で甲子園に届かなかった吉沢監督は「4校も出るのは初めて。中学生たちに先輩の晴れ姿を見せてあげられるのがうれしい。指導者冥利(みょうり)に尽きます」と話す。7日の北海戦は中学生の選手31人を連れて一塁側スタンドで観戦した。

 尾松君は、花咲徳栄の遊撃手で中軸を打つ大塚健太朗君(3年)と仲が良く、これまでも電話で野球の悩みなどを話してきた。開会式のあった6日は、待ち時間中に花咲徳栄の選手がいる場所を訪ねた。「今年の正月に会って、次は一緒に甲子園やなと話していた。それが本当に会えるとは、夢のようです」と話す。

 抽選で、旧友のいる3校とは準々決勝以降でしか当たらない組み合わせになった。「ここまで来たら、対戦してみたい。高知大会の時から、先に負けたくないと思ってやってきましたから」と尾松君。9日には3校が一斉に登場する。尾松君らは宿舎のテレビで可能な限り応援するつもりだ。

 教え子同士の対戦が実現した場合、吉沢監督はバックネット裏から両チームを応援するという。「春は力を出せなかった北川が、初戦でホームランを打ってくれた。甲子園にのまれず、自分の力を出してほしい。それだけを願います」とエールを送った。(伊藤雅哉)

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