高校野球の総合情報サイト

ここから本文エリア

第93回全国高校野球選手権大会

花咲徳栄(埼玉)10年ぶり2回目
埼玉ニュース

〈埼玉:花咲かせトクハル〉約束の地 ともに行進 広岡主将と高田・大和田主将

2011年8月7日11時11分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 第93回全国高校野球選手権大会が6日、幕を開けた。大観衆の前を「がんばろうニッポン」の横断幕を持って先導した高田(岩手)の大和田将人主将(3年)は花咲徳栄と数年前から交流してきた。晴れ舞台で一緒に土を踏みしめた。

 花咲徳栄のプラカードを担当したのは市立西宮(兵庫)の横山陽香さん(2年)。「観客の拍手が耳に響いて、本当に甲子園の地に立っているんだと思いました」と笑顔を浮かべた。

 花咲徳栄の広岡翔太主将(3年)は行進中、前を歩く大和田君をずっと見つめていたという。「もうチームの一員みたいや」。そう思えてならなかった。

 2人は5月27日、岩手県大船渡市の高田の仮校舎で会った。招待試合で訪れたこともある高田のグラウンドはがれきだらけで海に沈み、宿泊したホテルはなくなっていた。

 広岡君は高田の部員にバットを渡し、「甲子園で会いましょう」と誓い合った。「野球ができることは当たり前じゃない」。その思いも胸に刻んだ。

 高田は岩手大会の初戦で敗れたが、大和田君が開会式の先導役に選ばれ、別の形で約束は果たせた。開幕前夜には、笑いながら一緒に楽しく食事もした。

 「全国制覇が最高だけど、まず初戦に勝つ。それが高田へのプレゼント」と広岡君。被災地の仲間のため、夢舞台に備える。(藤田絢子、小俣勇貴)

検索フォーム
キーワード:
花咲徳栄
プラカード
晴れ舞台
開会式
全国高校野球選手権大会

おすすめリンク

萬田久子さんのパートナーだった佐々木力さんの葬儀、夏の甲子園。記者の故郷が生んだ有名人とは!?

栄冠をつかんだ者も涙をのんだ者も、青春の日々を糧にその後の人生の道を切りひらいた。

野球王国を代表する強豪校の歴史をたどり見えてきた、監督たち、選手たちの「物語」。

このページのトップに戻る