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コラム
2013年8月1日10時59分
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〈高校野球アイ〉 チアリーダーによる極上のエンドロール

写真:応援を盛り上げる愛工大名電のチアリーダーたち=北上田剛撮影、岡崎市民拡大応援を盛り上げる愛工大名電のチアリーダーたち=北上田剛撮影、岡崎市民

 閉会式後のスタンドに最後まで残っていたのは、愛工大名電のチアリーディング部員だった。

 最後の代表2枠が決まった7月31日。岡崎市民球場では愛工大名電が愛知黎明(れいめい)を2―1で下し、愛知代表の座をつかんだ。歓喜の選手たちを取材しながら、ふと視線を上げると、スタンド全体に散らばっている赤いコスチュームが目に入った。透明なゴミ袋を手にした、愛工大名電のチアリーダーたちだ。

 「私たちが入学した時にはすでに始まっていた伝統です。きれいにして帰ることが、いまは自然にできるようになりました」。部員23人をまとめる主将の森下栞(しおり)さん(3年)が教えてくれた。その日最後の試合だと、相手側のスタンドも含めてゴミを集める。次の試合がある場合も、自分たちの周辺はきれいにして引き揚げる。

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安藤嘉浩

安藤嘉浩(あんどう・よしひろ)

1965年生まれの年男。90年入社。アテネ五輪で柔道などを取材した2004年以外、夏の甲子園大会は95年から欠かさず足を運んでいる。

【心に残る高校野球の場面】98年夏の準決勝。8、9回だけで横浜(南神奈川)が6点差をひっくり返してサヨナラ勝ちした瞬間、明徳義塾(高知)の選手が一斉にグラウンドに崩れ落ちた。あの夏は忘れられないシーンがたくさんある。

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