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バーチャル高校野球

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土屋太鳳さん、吹奏楽部を熱演「甲子園の一体感を意識」

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2016年8月5日21時43分

土屋太鳳さんインタビュー=佐藤正人撮影

 ■女優・土屋太鳳さん

 地元のつながり、仲間との絆、応援と歓声。高校野球はいろんなものが合わさった場所であり、球場全体の一体感がすごいというイメージです。

 夏の甲子園は家族みんな大好きで、よくテレビで観戦します。2009年の決勝が忘れられません。6点を追う日本文理(新潟)が九回2死からの猛攻であと1点の所まで中京大中京(愛知)を追い詰めた試合です。

 画面越しでも、日本文理の選手たちが背中を押されて、パワーが上がっていくのを感じました。あのとき、選手たちに何が起きていたんですかね? きっとあの大歓声に包まれたグラウンドに立ってみないとわからないんだろうなぁ。

 姉はその試合に影響を受けて、大学野球の応援団でチアリーダーをやりました。私もよく球場に行きましたが、そこで感じたのがスタンドの力。応援で試合の雰囲気がガラッと変わるんです。気持ちの入った応援は伝わるんだと思った原体験です。

 今月20日公開の「青空エール」という映画で、甲子園でトランペットを演奏することを夢見る女子高生を演じました。試合で吹くシーンでは選手とスタンドの一体感がある甲子園の風景を意識しました。撮影中は自分が生きてきた中で感じた応援の力が観客の皆さんに届いてほしい一心でした。

 私自身、高校時代はダンス部で全国を目指しました。1年生の頃は朝は校門に午前5時50分に集合して準備して練習、昼休みも練習、夜も午後8時まで。3年間、部活漬けの毎日でダンスのことばかり考えていました。

 そのときはただ必死だったのですが、今振り返れば「あれは青春だったんだな」と思います。限られた世界の中で踏ん張るから、悩むし、つらい。意見を言い合ってすれ違ったりけんかしたりもしました。いっぱい泣きました。いっぱい笑いました。それって一生懸命やっている証しなんですよね。

 あの本気でひとつのことに向き合った大切な時間があったからこそ、今、私は女優の道で踏ん張ろうと思えています。ひとつの目標に向かって必死で取り組んできた高校球児の皆さんも部活が終わった後、きっとそう思えるのではないでしょうか。

 映画の舞台あいさつで観客の皆さんの笑顔や感動してくしゃくしゃになったお顔を拝見すると、やってよかったと心から思えます。応援されることってすごく力になりますよね。

 私も甲子園を見て、その一生懸命な姿にいつもたくさんのエールをもらっています。私もそんな風にたくさんのエールを届けられる女優になりたいと思っています。

 高校球児の皆さんには、今自分が青春のど真ん中にいると信じて、全力を振り絞ってほしい。心から応援しています。がんばれ!(聞き手・長野佑介 写真・迫和義)

     ◇

 1995年2月3日、東京都出身。2008年公開の「トウキョウソナタ」で映画デビュー。11年のテレビ東京系「鈴木先生」のヒロイン、小川蘇美(そみ)役で連続ドラマ初のレギュラー出演を果たした。15年のNHK連続テレビ小説「まれ」で2020人の応募から選ばれ、世界一のパティシエを目指すヒロイン、津村希(まれ)役を好演した。20日公開の映画「青空エール」で主人公の小野つばさを演じる。

 〈映画「青空エール」〉

 甲子園でトランペットを吹くことを夢見る吹奏楽部員の小野つばさが主人公の人気少女漫画が原作。吹奏楽と野球の名門・北海道の白翔(しらと)高校を舞台に、甲子園出場を目指す野球部の捕手で同級生の山田大介と励まし合いながら、厳しい練習を乗り越えて、夢に向かって突き進む姿を描く。

 漫画の作者は河原和音さん。「別冊マーガレット」(集英社)で2008年9月号から15年11月号まで連載され、単行本は全19巻。累計発行部数は365万部を突破している。映画は「アオハライド」などを手がけた三木孝浩監督がメガホンを取った。大介役は「仮面ライダードライブ」(テレビ朝日系)主人公の竹内涼真が演じる。

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