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バーチャル高校野球

第89回選抜高校野球大会

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和歌山)「十勇士」の縁 海南大成、不来方に千羽鶴

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10選手で秋の県大会準優勝。不来方を動画で紹介

 今春の選抜高校野球大会に選手10人で臨む不来方(こずかた)高校(岩手県矢巾〈やはば〉町)の勝利を願って、海南高校大成(たいせい)校舎(和歌山県紀美野町)の生徒や保護者が千羽鶴を作った。前身である大成高が1987年に同じ10人で選抜に出場し、「大成十勇士」として注目を集めた縁。生徒の代表らが不来方の試合がある23日に甲子園を訪れ、千羽鶴を応援団に渡し、一緒にアルプススタンドから声援を送る。

 保護者会長の西田博昭さん(58)が「少ない人数で練習時間も限られてくる中で勝ち上がってきた不来方をぜひ応援したい」と提案。「当時の大成が果たせなかった一勝を果たしてほしい」と、不来方のスクールカラーである青やユニホームの白の鶴を中心に生徒や保護者が約3週間かけて作った。

 87年の選抜で大成は初戦で、後に阪神などで活躍する久慈照嘉さんらがいた東海大甲府(山梨)と対戦。前評判では少人数の大成が不利とされていたが、同大会で4強まで進出した強豪を相手に堂々と渡り合い、3―4と惜敗した。

 当時、投手として出場した会社員山本友広さん(47)は「少人数でも頑張っていれば夢はかなう。甲子園は持っているもの以上の力が出せる場所。不来方の選手も結果を恐れずがむしゃらに戦ってほしい」とエールを送る。同じく当時、吹奏楽部でアルプススタンドから応援した尾保手三補(おぼてみほ)さん(46)は「学校や地域全体が盛り上がっていた」と振り返る。当日は午前3時に学校に集合し、全校生徒や地域住民らが大挙して甲子園に向かったという。「勝ってほしいという気持ちを込めて鶴を折ったので、その気持ちが届けば」。

 大成は2008年に海南と統合され、海南大成校舎になったが、生徒会長の平林怜君(17)は海南の野球部に所属し、副主将を務めている。「同じ野球部として刺激を受けている。僕たちも夏には甲子園に出場し、不来方と対戦したい」と話している。(金子和史)

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