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バーチャル高校野球

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部員は3~6キロ増、監督は10キロ減が目標 結果は…

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 ■しまっていこー 釜石

 「うそだろ~~っ」。春の地区大会初戦を翌日に控えた2日午後6時過ぎ、釜石の室内練習場に悲鳴がこだました。2月に佐々木偉彦監督は2、3年生部員は3~6キロの増量を課し、自身は10キロ近い減量を掲げて勝負を挑んだ。その結果が出る日だったのだ。

 失敗した選手は五厘刈りで、佐々木監督は丸刈りにする約束。練習後、0・01キログラムまで測定できる体重計2台に2、3年生が順々に乗っていく。0・5キロ足りなかった部員もいれば、1キロ以上足りない選手もいた。

 誰も目標を超えられないまま、最後に体重計に立ったのが金浜両太郎(2年)だ。1月から1カ月で3キロ増やし、2月の測定時は64・66キロ。6キロ増のため、大きな食品保存容器に詰めた白飯を食べ続けた。

 体重は順調に増え、太ももはユニホームが窮屈に感じるほどだ。打撃練習でも速い球に押し込まれることが減ったという。佐々木監督も「両太郎は自分で考えながら、まじめに取り組んだ。明らかに大きくなった」と目を細めた。

 運命の測定で表示されたのは0・01キロ足りない70・65キロ。金浜は頭を抱えてうずくまり、他の部員から「監督、これはOKにしましょう」と同情の声が上がった。だが勝負は勝負。部員は互いにバリカンで五厘に刈り合い、最後は佐々木監督も丸刈りになった。

 そして、翌日。岩手県住田町であった県大会沿岸南地区予選の釜石商工戦で、釜石は0―3で敗れた。「1番・右翼」で先発した金浜は5打数無安打。タイミングを取れず、パワーを発揮することさえできなかった。4日の試合も敗れ県大会には進めなかった。金浜は「試合の中でタイミングとか悪い癖を修正できなかった。もっと練習します」と雪辱を期した。(松沢憲司)

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