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バーチャル高校野球

第99回全国高校野球選手権大会

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秋田)西目、最終回の反撃振り切る 高校野球

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 12日は、心配された雨の影響もなく、県内4球場で1回戦6試合が行われた。昨夏4強の大館国際は、流れをつかめずに秋田工に敗れた。西目は九回に1点差に詰め寄られたが、秋田南の反撃を振り切った。13日は4球場で、1回戦8試合を予定している。

 ■磨いた低めの捕球 好投導く 西目・阿部有吾捕手(3年)

 九回裏、1点差に迫られ、なお1死三塁。打席には秋田南の4番打者。相手の応援席からは、この日一番の声援が送られる。だが、西目の阿部有吾捕手(3年)は落ち着いていた。

 ファウルで粘られ、8球目。要求通りの外角高めの直球にバットが空を切った。死球を挟み、なおピンチが続いたが、作戦通りの緩急を使い、左飛で打ち取った。マウンドに歩み寄り、鈴木悠介投手(3年)と手を握り合った。

 昨秋は背番号「2」でも先発出場はほとんどなし。チームも思うように勝てなかった。そんなとき、工藤浩孝監督から「悠介は有吾じゃないと投げられない」と言われた。エースにふさわしい捕手になろうと心に決めた。

 「安心して投げてもらいたい」。そんな思いで午後9時過ぎまで、マシンで低めの捕球を自主練習した。鈴木悠投手とは授業の合間に、野球の話を重ねた。技術的にも精神的にも、正捕手になった。

 秋田南には、春季地区大会で4―5で敗れていた。11日の晩、そして12日の午前4時半から、その時の映像を見た。「秋田南はバットのヘッドが下がりがちだ。高低差を使って攻めよう」。作戦が決まった。

 「自信持って投げろよ」「思い切って」。最終回のピンチではマスクを外し、何度も声をかけた。鈴木悠投手は、安心して投げ込んだ。「彼なら、低めの球でも絶対に止めてくれる」

 試合後、阿部捕手は次戦のいきごみを聞かれ、「思い通りのピッチングをさせてあげたい」。最後まで投手を気遣った。(神野勇人)

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