メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

バーチャル高校野球

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

竹の棒握り私語一切なし、緊張の選考会〈高校野球アイ〉

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【動画】甲子園出場をかけてプラカード係も選考会

 体育館に通じる入り口の脇に、今年も竹の棒がたくさん用意された。「竹ぼうきの一部です。これをプラカードに見立てて使うようになって、もう20年以上になりますね」と青石尚子教諭が教えてくれた。「大切なのはリズム感と姿勢。普通に歩くことです」

 第99回全国高校野球選手権大会の開会式で、代表校を先導するプラカード係。その選考会が13日、市立西宮高校で始まった。竹の棒を持った女子生徒が大会行進曲に合わせて歩くのを、複数の担当教諭が採点する。

 女子生徒による先導は、終戦直後の1949(昭和24)年の第31回大会からスタート。男女共学化が進む中、阪神甲子園球場に近い西宮市建石高(現在の市西宮高)に白羽の矢がたった。それ以来ずっと同校が担当しており、親子3代や姉妹で甲子園の土を踏んだ卒業生もいる。

 学校名のプラカード係は50人(代表49校と前年度優勝校)。ほかに今年は国旗6人、大会旗5人、歴代優勝校の校旗61人と抽選会4人の計126人が選ばれる。応募した生徒は1、2年生の約220人。

 2年生の井上慶さん(17)は昨年、第9回大会で優勝した甲陽中(現甲陽学院=兵庫)の校旗を手に行進した。「中学時代、友だちとよく外野席で観戦したんです。でも、上から見るよりずっと広くて、すごい緊張しました」。前半に登場して外野後方で整列し、選手の行進を見守った。「皆さん堂々と歩かれていて、来年は自分もプラカードを持って行進しようと心に決めました」

 毎年のことながら、選考会中は私語が一切聞こえてこない。一人ひとりの強い思いが充満し、ピーンと張り詰めた空気に体育館が包まれる。この日の2年生に続いて、14日に1年生の選考会があり、結果は20日に発表される。(編集委員・安藤嘉浩)

スマホアプリで高校野球を楽しもう
高校野球DVD販売サイト
第99回オフィシャルグッズ
高校野球関連グッズ販売
第48回 明治神宮野球大会
  • 新聞宅配申し込み
  • デジタル申し込み

許諾番号:9016200040Y45039