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バーチャル高校野球

第99回全国高校野球選手権大会

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栃木)真岡が11年ぶりの8強入り 高校野球

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 栃木大会は3回戦に突入。16日は県営、清原の両球場で4試合が行われた。真岡は延長までもつれ込んだ矢板東との接戦を決勝スクイズで制し、11年ぶりの8強入り。国学院栃木は佐野日大との打撃戦に競り勝った。祝日の17日は3回戦の残りの4試合が県営、清原の両球場で行われる。共に打線が好調な矢板中央と高根沢、投手力で勝ち進んできた足利清風と石橋が、それぞれ対戦する。

 ■眼病と闘い、仲間支えた 足利工・石塚拓真選手

 白鷗大足利に集中打を浴びた五回、足利工の石塚拓真(3年)は二度、伝令としてマウンドに駆け寄り、明るく声をかけた。しかし、力及ばずコールド負け。最後にグラウンドを振り返ると、少しゆがんだ景色が見えた。一生忘れないよう、心に刻み込んだ。

 野球に打ち込むつもりで幼なじみの富坂翼(3年)らと足利工に進学。だが入学してすぐに右目の視力が急激に落ち始め、視界の一部が欠けた。病気だとわかったのは1年の冬。医師から野球を続けるのは難しいと言われた。

 退部を考えたが、富坂に「一緒に野球をやっていきたい」と何度も説得された。「翼が熱く話すから、最後まで頑張ろうと思えた」。監督や親の反対を振り切り、選手として続けることを決意した。

 激しい運動をすると目が痛み、失明の危険もある。それでもチームのために投手に転向し、練習でバッティング投手を務めた。本当は思い切りプレーしたい。そんな気持ちを抑えて、できることを考えた。

 最後の試合でも献身的に働いた。ベンチに戻ってくる選手を誰よりも早く迎え、タオルで選手たちの頭を拭いた。富坂の打席では、ベンチから「つばさー!」と声援を送った。富坂は「ベンチからの声が力になった」と振り返る。

 試合後は「最後まで諦めなかったことはこれからの人生で自信になる」と気丈に話した。しかし、一人になると、3年間の思いがこみ上げてきた。「周りを不安にさせないように」と張り詰めていた気が緩んだ瞬間、嗚咽(おえつ)が止まらなくなった。(若井琢水)

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