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岡山)初の甲子園、うれしさと悔しさ おかやま山陽

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 第99回全国高校野球選手権大会に出場したおかやま山陽は10日の第3試合で聖光学院(福島)に0―6で敗れた。甲子園初出場のチームは岡山勢5年ぶりの初戦突破を目指し、最後までフルスイングで食らいついた。選手たちの甲子園での日々を振り返る。

 8月3日午後、選手らは岡山を出発し、大阪市内にある宿舎に入った。

 4日は甲子園練習。緊張のためか、持ち味の長打があまり見られず、守備練習でもミスが目立った。けれど、選手に不安な表情は見られなかった。岡田淳芳君(3年)は「ここが甲子園かとわくわくした。ボールの跳ね方にタイミングが合わなかったけど、感覚はつかめた」。組み合わせも決まり、11年連続出場の聖光学院との対戦になった。

 5日は京都府内のグラウンドでバント技術を磨いた。本塁から一、三塁間をそれぞれ6メートル、8メートル、14メートルで三分割し、いくつかのゾーンをグラウンドに描いた。打者は「どのゾーンに球を転がすか」、野手は「転がった球を誰が処理するか」を確認。岡山大会で26犠打の「つなぐ打線」を本番で発揮するための準備に余念が無かった。

 6日は開会式のリハーサル。森下浩弥君(2年)は「スクリーンに歩く姿が映ってかっこよかった。テレビで見ていたものをやれて感動」と楽しそうだった。

 7日は、予定されていた開会式が台風で順延。兵庫県内の室内練習場で打撃や投球の練習に励んだ。練習後は温泉に入り、「気持ちよかったあ」。リラックスした様子で一日を終えた。

 大会が開幕した8日、開会式や練習を終え、自由時間に。選手たちは甲子園へお土産を買いに行ったり、宿舎でゆっくり過ごしたり、思い思いに過ごした。

 初戦を翌日に控えた9日は最終調整。岡山大会での勢いを持続し、大きな打球が何度も外野へ飛んだ。「打撃もいいし、投手陣も好調。万全で臨む」と堤尚彦監督。片岡晃大君(3年)は「今は良い感じ。明日もこのまま打てたらいい」と期待を込めた。

 10日午後1時19分、3万6千人が見つめる中、初戦を迎えた。三塁側のアルプススタンドはユニホームと同じ赤い色に染まった。

 岡山大会の計7試合で27三振だった打線はこの日、相手エースの変化球に翻弄(ほんろう)され、12三振。散発5安打に抑えられた。片岡君は2安打を放つ活躍を見せたが、チーム自慢の猛打は影を潜めた。試合後、選手たちは涙をにじませたが、「ここまで来られてよかった」と口をそろえた。

 岡山大会をノーシードで勝ち上がり、夢の舞台で味わったうれしさと悔しさ。引退する3年生は、後輩たちが甲子園に帰ってくることを信じ、思いを託した。(本間ほのみ)

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