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バーチャル高校野球

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中村のあとを打つ特別な重圧 広陵の4番・加川

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 ■担当記者が振り返る夏の甲子園

 1大会で6本塁打を放ち、大会記録を塗り替えた広陵の3番中村奨成の打撃には驚いた。一方で、その後ろを打った4番加川大樹が気になっていた。ものすごいプレッシャーと闘っているのではないかと。

 「球場にはどよめきが残っていて、絶対に打たないといけない雰囲気を感じていた」。相手投手との対戦だけではない特別な重圧。早稲田実で高校通算107本塁打をマークした3番清宮幸太郎の次打者だった野村大樹も、同じことを言っていたのを思い出した。

 加川は広島大会で、主力ではトップの打率5割9分1厘を記録していた。甲子園での1回戦は2安打と好スタート。だが2回戦は無安打で3回戦は1安打。準々決勝と準決勝は安打が出ず、途中で退いた。

 「今日こそ打ちます」と臨んだ決勝は、2点を追う一回に好機で空振り三振。2打席目が回ってくる前の三回の守備で交代した。

 母は佐賀北高の出身だという。2007年の決勝で広陵が負けた相手だ。不思議な巡り合わせで広陵の選手となり、相手は違えど、10年前の雪辱に挑んだが、かなわなかった。

 決勝後、ごった返す取材エリアで「残念だったね」と声をかけると、「悔いはありません。相手のスライダーがよかった」と笑顔で返してきた。「これ以上のプレッシャーは今後もないと思う。この経験を生かして、どんな時でも強い気持ちで取り組む人間になりたい」。前向きな姿に、応援したくなった。(坂名信行)

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