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バーチャル高校野球

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秋田)私と高校野球 千葉典生さん(63)

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2017年11月15日03時00分

 秋田市で野球専門店を経営し、30年以上経ちます。高校野球とは、試合球を納入したり役員が使用する帽子などを準備したりして、大会運営に携わってきました。

 秋田は雪が降るため、スポーツ店の多くは冬になると野球以外の用具を扱います。店を始めた当時、知る限りでは専門店はなかった。私は本格的に野球をしたことはないんですが、メーカーの研修を受けて、道具のメンテナンスの仕方などを学びました。

 仕事柄、甲子園には何度も行きました。出場校が使う新品のバットやヘルメットなどの納品を現地で行うからです。幸せなことに、春夏合わせて35回ほど行きました。甲子園のスタンドから試合も見ますが、秋田ですぐにリーグ戦が始まるので、あまりゆっくりはしていられないのです。

 困るのは、秋田大会の決勝などで取引先の学校同士が対戦する時。応援はできないし……。負けてしまったチームには、試合後、「ご苦労さまでした」とあいさつに行きます。

 高校生との付き合いもあります。秋田商の石川雅規投手(現ヤクルト)は、きちんとグラブを手入れし、黙々と練習するタイプでした。秋田経法大付(今の明桜)の小野仁投手(元巨人)は今でも顔を出してくれます。選手がプロの世界に飛び立つのはうれしいですが、引退する時は寂しいですね。

 野球をする子どもたち自身はそれほど変わりません。ただ、今の子は「暇だから」といって遊びに来ることはありません。来る時は何かを買うとか、目的がある時です。昔は特に用事がないときでも、ぶらっと店に寄って話をしていったものです。

 かつて球児だったお客さんが、子どもを連れてグラブやバットを買いにきてくれます。おもしろいもので、親が使ったものと同じメーカーの用具を買うんですよ。子どもは好きな銘柄があるはずなんだけど、父親が使うのを見て納得するんですね。元高校球児と未来の高校球児のやりとりを見るのは楽しいものです。(聞き手・山田佳毅)

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