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6人いまも一緒 亡き野球部仲間と成人式 陸前高田

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 東日本大震災の津波で約1760人が死亡・行方不明となった岩手県陸前高田市で7日、成人式があり、202人が喜びを分かち合った。市立小友中の1年で野球部員だった5人は、この日を迎えられなかったチームメート6人の写真を手に式に臨んだ。

 同中1年の野球部員11人のうち、震災で紺野竜さん、村上直樹さん、戸羽巧さん、鷹羽柊斗(しゅうと)さん、村上駿大(としひろ)さん、村上慧悟(けいご)さんが亡くなった。卒業式の記念品を買いに出かけ、津波に巻き込まれた。

 11人は小学校から幼なじみで、中学でも同じクラスだった。6人を忘れないため、教室に写真を掲げ、修学旅行にも持っていった。卒業式では名前を呼んでもらった。今でも帰省時には自宅を訪ね、仏壇に手を合わせてきた。5人は7日、家族から写真を預かって出席。岩手医科大2年の戸羽礼人(あやと)さん(20)は「これからも6人の分まで生きていきます」と話した。(渡辺洋介)