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バーチャル高校野球

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1番打者への復帰めざし、筋力アップじっくりと 釜石

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 ■しまっていこー 釜石

 冬休みが明け、釜石は10日から通常の練習を再開した。授業後の午後4時半過ぎに始め、2時間ほどで終わる。時間が限られるから、内容をどう濃くするかが問われる時期だ。

 方法の一つとして、12月半ばに選手たちは筋力トレーニングの講習会に初めて参加した。県内の重量挙げの強豪・盛岡工に出向き、バーベルを上げる時の体の使い方や注意点、筋力を生かすためのコツなどを学んできたという。

 10日の練習でも、講習内容を踏まえて、手首の返し方や姿勢などを部員同士で注意し合う場面が多くあった。2年生の外野手、大和田英寿は股関節の動きを気にしながらトレーニングをした。「力をうまく伝えるのに股関節が重要と教わったんです。股関節の可動域を広げるストレッチも欠かさずにやっています」

 新チームになってすぐの練習試合では1番打者を任された大和田。「足は速いし盗塁にも自信がある」と自任していたがなかなか打てず、秋の県大会では6番に。チームは2回戦で一関学院に0―3で敗れた。

 「ほとんどチャンスが作れなかった。打てて好機を広げられる1番がいなければ、強いチームに勝てないんだって思いました。そういう打者になるのが、新年の目標です」

 釜石では、小谷地太郎部長らが、過去4回の夏の甲子園に出た全選手の、身長と体重の平均値を守備位置ごとに算出。平均身長から平均体重を引いた値を、体作りの指標の一つにしている。身長168センチ、体重71キロの大和田はその指標をクリア。筋肉量を増やしながら、よりパワーが伝わりやすいスイングを体得するのが目の前の課題だ。

 「1年前に比べたら確実に筋力はついてきている。長打も機動力もある打者になって、1番を任されるようになります」。力強く宣言した。(松沢憲司)