お使いのブラウザはJavaScriptに対応していないか、または無効になっています。詳しくは サイトポリシーのページ をご覧ください。
ここから本文エリア
現在位置:高校野球> 試合・結果> 全国高校野球選手権大会(1994年)> 北陽―市川(2回戦)
5回2死、走者無し。市川の樋渡は、そこから四球をきっかけに崩れた。 打席は2番の森田。次打者は、1回に先制本塁打を打たれている嘉勢だ。「ウエーティングサークルにいる嘉勢君を見たら、意識してしまった」 突然制球が乱れ、森田をストレートで歩かせる。動揺した。 このあと嘉勢に左に安打され、さらに四球をはさんで3長打を浴び、一挙に5点を失った。 それまで変化球を主体に、立ち上がりの1点だけで切り抜けてきたが、もう立ち直る力は残っていなかった。 3年前、ベスト8まで進んだ兄卓哉さん(現慶大)を目標にしてきた。ひじの故障もあって、甲子園では兄に及ばなかったが、まだあきらめてはいない。 「野球は続けたい。兄貴に追いつけ追い越せの気持ちは忘れません」。涙で顔をぬらしながら、こう結んだ。
キーワード入力
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
このページのトップに戻る