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尾道、広島新庄を完封し初優勝 広島・春季高校野球

2012年4月30日0時42分

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写真:広島新庄を完封した投手森実=福山市民球場拡大広島新庄を完封した投手森実=福山市民球場

 春季広島県高校野球大会兼第118回春季中国地区高校野球大会広島県予選会(広島県高野連・県教委主催、朝日新聞広島総局など後援)の決勝が29日、福山市の福山市民球場であった。尾道が広島新庄に2―0で勝ち、初優勝した。

 9回表、尾道が河野の二塁打を含む3安打と大西の犠飛で投手戦を制した。広島新庄は田口が11奪三振と力投したが、攻撃では4併殺を奪われるなど好機を生かせなかった。

 尾道は6月2〜4日に鳥取県の米子市民球場である春季中国地区大会に出場する。

■尾道・森実拓哉投手、初先発で粘投

 公式戦で初めての先発だった。危機はいきなり1回裏にやって来た。

 1死一、三塁。打席に立ったのは広島新庄の主砲、木曽海智(かいと)君(3年)だ。尾道の森実拓哉君(同)は投手ゴロに打ち取り、併殺を奪った。その後もピンチを併殺や三振で切り抜ける気迫の投球。「みんなが守ってくれるから、打たせていこうと思った」

 背番号1となったのは、今春のリーグ戦の途中。主戦の沖田滉平(こうへい)君(3年)が肩などを痛めたためだ。自分もリーグ戦前に腰を痛め、下手投げから横手投げに変えたら、失点がなくなってきていた。「滉平の分も投げきる」と決めた。

 完封勝利。北須賀俊彰監督が「百点」とたたえた。沖田君は「よくやったな」と声をかけた。夏に向け、切磋琢磨(せっさたくま)が続く。(清宮涼)

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