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盛岡大付、県勢対決制し4強 春季東北高校野球

2012年6月10日0時46分

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写真:好投した一関学院の白鳥翔投手(2年)=青森県営拡大好投した一関学院の白鳥翔投手(2年)=青森県営

 第59回春季東北地区高校野球大会(東北地区高野連主催、朝日新聞青森総局など後援)の準々決勝が9日、青森市であり、盛岡大付が岩手県勢の直接対決を制した。一関学院は敗れた。

     ◇

花巻東9―10盛岡大付、光星学院3―2一関学院

■花巻東、投手陣粘れず

 両チームが3本ずつ本塁打を放つ打撃戦を盛岡大付が制した。8回、二橋が放った左越え本塁打が決勝点になった。花巻東は7回、高橋のこの日2本目の3ランで逆転したが、投手陣が粘れなかった。

■一関学院、光星学院に惜敗

 一関学院は白鳥の好投を勝利に結びつけられなかった。光星学院を上回る8安打を放ち、2回に鈴木匡の適時打で同点。3回は三浦、阿部悠の連続二塁打で勝ち越したが、4回以降は、加点できなかった。

■強打者相手に手応え 一関学院・白鳥翔投手

 「ピンチの方が落ち着く」と言う。一関学院の白鳥翔投手(2年)は、選抜準優勝の光星学院を相手に、接戦を楽しむかのように好投した。

 全国屈指の強打者である田村龍弘(3年)、北條史也(3年)に対して、「ドラフト候補になるような人たちなので抑えたらすごいなと思って(対決を)楽しみにしていた」という。この試合、得点圏に走者を置いた場面で田村、北條と計6度対戦し、安打を許したのは1打席だけ。3回1死からは、田村、北條から連続三振を奪った。一関学院がリードを奪ったのはその裏だ。

 悔やまれるのは、7回に1番・天久翔斗(3年)に放った2球目。外角を突こうとした直球が、疲れで腕が下がっていたため真ん中に入り、右翼席まで運ばれた。これが決勝点となったが、被安打5で完投し「スイングが速い選抜準優勝チームに対しても力を発揮できたので、今日の投球は90点」と手応えを話した。

 最高球速141キロの重い直球とチェンジアップ、スライダーを磨いてきた。この試合では、直球が上ずっても、それをつり球に、チェンジアップでうちとった。リードする捕手佐野洋樹(3年)は「援護できなかったが、白鳥は踏ん張ってくれた」とたたえた。

 沼田尚志監督は「変化球に頼りすぎて四球が多かった。それでも今日は踏ん張ってくれたからよし。夏に向けて制球力をどれだけつけられるかが鍵」と期待を込めた。(田渕紫織)

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