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恩師に見せた駒苫野球 佐々木監督「伝統継いでくれた」

2010年07月20日

(高校野球 札幌第一12―11駒大苫小牧 延長10回)

写真ベンチで泣きじゃくる選手たちに声をかける駒大苫小牧の佐々木孝介監督(左)=札幌円山
写真札幌第一―駒大苫小牧 10回表札幌第一2死一塁、杉本の中越え二塁打で一塁走者高橋が勝ち越しの生還=札幌円山

 昨夏の南大会代表校・札幌第一と、復活をめざす駒大苫小牧の注目のカード。最後に試合の流れをつかんだのは札幌第一だった。

 2点をリードされて迎えた9回。1点差に詰め寄り、なお1死三塁で、6回にスクイズを失敗して併殺に終わった梅沢に打席が回った。

 駒大苫小牧は再度スクイズはしてこないと見た。だが、菊池雄人監督は再びサインを出し、梅沢も高めの難しい球を見事に転がして同点とした。ベンチから飛び出し、跳び上がって抱き合う選手たち。菊池監督は「梅沢は十分にバントの練習をしてきた。1回の失敗では信頼は揺るがない」と、あの場面を振り返る。

 その勢いを延長10回につなげ、勝ち越した。

 駒大苫小牧の甲子園連覇の時の三塁手で、今は札幌第一のコーチ、五十嵐大さんは「取って取られての苦しい戦い。甲子園初優勝の済美戦(決勝)を思い出しました。母校の着慣れたユニホームが相手でしたが、敵だと割り切って戦いました」と話す。

 一方、初優勝時の主将で、駒大苫小牧の佐々木孝介監督は「悔しいが、選手は一生懸命にやってくれた。勇ましい駒沢の伝統をきちんと受け継いでくれた」と話した。

 恩師の香田誉士史元監督(現・鶴見大コーチ)も指導者となった教え子のチームの対戦を見に、神奈川県から駆けつけ、駒大苫小牧の応援席で生徒たちと応援した。中盤リードすると、笑顔で拍手を送っていたが、最後は残念そうに球場を後にした。(岡田和彦)


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