春の鳥取県高校野球大会(鳥取県高校野球連盟主催)第3日の30日、倉吉市営野球場と関金野球場で準々決勝があった。倉吉総産は第1シードの鳥取育英を5―1で破り、米子東は青谷に4―3で逆転勝ち。鳥取城北と八頭のシード校も、それぞれ米子西を10―0、倉吉東を8―0で破り、順当に準決勝へ勝ち進んだ。4校は、どらやきドラマチックパーク米子市民球場で6月2日に開幕する中国地区大会に出場する。
5月1日は休養日。準決勝は2日に倉吉市営野球場で、倉吉総産―米子東(午前10時)、八頭―鳥取城北(午後0時半)が予定されている。
■「丹念に低め」光る 倉吉総産・岡崎投手
倉吉総産の左腕、岡崎直也投手が、丹念に低めをつく投球で鳥取育英打線を翻弄(ほんろう)した。
「とにかくコントロールに気をつけて投げた」と岡崎投手。走者がいなくてもセットポジションにして、狙い澄ましたように内外角へ投げ分けた。4回には先頭の1番打者に二塁打を許したが、動じない。「自分は三振をとるピッチャーではないので」と、打たせてとる投球を心がけ、直球にカーブを織り交ぜて打者のタイミングを外し、後続を打ち取った。
低い球を投げるため、ストライクゾーン低めに張ったゴムをめがけて投球する練習が、チーム初の中国地区大会出場をかけた大事な試合で実った。
83球の完投勝利。チームの目標だったベスト4入りを果たし、田村嘉庸監督も「よく投げた」とたたえた。(村井七緒子)