内地に追いつけ――。20年前、本土と沖縄で始まった高校野球の練習試合が、復帰40年の今年も続いている。その要となったのは、沖縄水産の栽(さい)弘義監督(1941〜2007)だ。八重山商工など沖縄のチームが3日、佐賀県鳥栖市に合流し、各地の仲間と白球を追った。
この交流は「クロスロードin鳥栖」。大型連休中、全国から120以上の野球部が集まる。愛知、鳥取、愛媛などからも選手が加わり、4月28日から6日まで、福岡、熊本、大分を含む4県の54カ所で、300試合以上の練習をこなす。
交流が始まったのは1992年。「沖縄水産が来てくれたら、ほかの強豪も集まって練習試合がたくさんできる」。佐賀県東部の低迷に悩んでいた鳥栖の平野国隆監督(65)が、旧知の栽監督に頼み込んだ。