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鳥取城北が4強 春季中国地区高校野球大会

2012年6月3日0時49分

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 第118回春季中国地区高校野球大会(中国地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)が2日、鳥取県米子市のどらやきドラマチックパーク米子市民球場で開幕した。初日は1回戦4試合があり、尾道(広島)、柳井学園(山口)、倉敷工(岡山)、鳥取城北が準決勝進出を決めた。3日は、尾道―柳井学園、倉敷工―鳥取城北の準決勝2試合がある。

     ◇

 ▽1回戦 米子東0―7尾道

 尾道が好機を着実にものにした。1回、敵失で先制すると、3回は3長短打などで2点。5回には河野、大西の連続二塁打、7回も連打でそつなく加点した。米子東は相手投手の球威に力負け。散発2安打に封じられ、三塁を踏めなかった。

 ▽1回戦 柳井学園4―0八頭

 柳井学園は矢沢が好投し、完封勝ち。内外角に直球、スライダーを丁寧に投げ分けた。攻めては3回、浄徳の中越え三塁打を足場に池田、鶴田の連続適時打で先制。4回は矢沢の左前打で加点。八頭は5回1死三塁、6回2死二、三塁の好機で後続が倒れた。

 ▽1回戦 倉吉総産1―5倉敷工

 倉敷工が犠打を多用した手堅い攻めで快勝した。1、3、5、7回と安打などで出塁した先頭打者を確実に犠打で送り、4番小倉の4打席連続の適時打に結びつけた。倉吉総産は打線が振るわず、8回1死三塁から、内野ゴロの間に1点を返すにとどまった。

 ▽1回戦 鳥取城北3―2浜田

 鳥取城北は7回、木下の右翼線二塁打を足場に好機を広げ、谷口の中前適時打で先制。8回2死二、三塁から木下、平田の連続安打で2点を加え、逃げ切った。浜田は8回、芦谷、橋田の連続長打などで2点を返したが、及ばなかった。

■八頭、「応用力」夏への宿題

 春の鳥取のチャンピオンにしても、「課題は打撃力」を改めて突きつけられた完封負けだった。

 相手は昨夏の甲子園のマウンドを踏んだエース。内角を大胆に突いてくる本格派右腕の気迫の投球に押されて、3回までに4三振。徳永昌平監督も「気持ちも含めて、力負けしていた」と振り返る。

 それでも4回、先頭の若本光平選手が左前安打で出塁すると、次打者、山根海成選手が初球にヒット・エンド・ランを試みて、揺さぶりをかけた。山根選手は三ゴロに倒れたが、初めて得点圏に走者を進める。だが、4番武田修宏選手、5番吉村優作選手とも詰まった飛球を打ち上げて凡退。5、6回の好機もあと一本が出ず、散発5安打に終わった。

 武田選手は「厳しい球がくると分かっていても、対応しきれなかった」。吉村選手も「気持ちで負けた。もっと思い切りスイングすればよかった」と悔しがった。

 徳永監督は「力のあるボールに対応できなかった。投球の組み立てや球質によって、打ち方を変える応用力をつけたい」。夏までの宿題だ。(村井七緒子)

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