|
|
|
「サロン・ド・ショコラ」って?
![]() どうしたの? こたクン、うれしそうな顔して。
小学生の娘が、こんどのバレンタインデーに手作りのチョコをプレゼントしてくれるんだって。ぐふふっ。
そりゃ、しあわせなお父さんだこと。
いいでしょ〜。気持ちのこもったプレゼントは何ものにもかえがたいよ。でも、甘党としては、街にチョコレートがあふれるこの時期、プロが腕をふるった逸品を堪能する幸せも捨てがたいんだよね〜。
なんて、ぜいたくな。娘さん、怒るよ。
まあまあ。で、今回出かけたのが「サロン・ド・ショコラ」の前夜祭。ぼくは初めて知ったけど、スイーツ好きの人のあいだでは、かなり知られたイベントだとか。
えっ!知らなかったの?お菓子作りに携わっている人にはもちろん、チョコ好き、お菓子好きの人たちにとっては魅力的なイベントだと思う。だって、有名店が一堂に集まっているんだから。パティシエをやってた時から来てみたかったんだけど、足を運ぶのは今回が初めて。楽しみにしてたのよ。
私も初めて。知ってはいたけど…人ごみが苦手でこれまでは敬遠してたんだ〜。今回は大丈夫かな? 華やかなムードいっぱいの前夜祭
「前夜祭」は、文字通り、会期前日の24日だったから、会場の各 ブランドも準備万端。一流のパティシエたちが顔をそろえた記念のイベ ントもあって、華やかなムードいっぱい。チョコレートでできたオブ ジェも目を引いたね。
ヨーロッパではチョコレートは子どもが食べるお菓子というよりも、大人の嗜好品、という話を聞いた事があるよ。ショーケースに繊細で優雅なチョコレートが、宝石のようにディスプレーされていたのが印象的だったなぁ。1粒500円超!とお値段も宝石級の高級チョコレートがモダンなパッケージに包まれている姿は宝石そ・の・も・の(遠い目)。
そうね。チョコレートという素材そのものが美しいうえに、各店とも、それを引きたてるための工夫をしているので、それをみて回るだけでも楽しめそう。 気になるブランド、気になる一品
私が、一番気に入ったのは「塩チョコレート」。ロココ(イギリス)っていうところの、シーソルトフレーバーのミルクチョコレート。塩によって際立った濃厚な甘さがまず口に広がり、あとに塩気が残る感じ。
確かにね。くせになりそうな味だ。
イギリスでは、おしゃれな人がプレゼントに贈るチョコレートなんだって。私はこういうのに弱いんだ。パッケージもかわいくて、女の子へのプレゼントにもってこいだと思うなぁ。
塩といえば、和菓子の世界にも「塩ようかん」や「塩あめ」、「塩まんじゅう」っ てあるでしょ。甘さをひきたてるけど、しつこさが残らないという塩の利点を生かそうとしたのね。塩チョコは、甘いものが苦手な男性にもおすすめです。
ぼくはブリュイエール(ベルギー)。ここのフォアグラ入りチョコレートにはびっくり。日本初登場だって。こくのある味で、ワインとかのお酒に合いそう。売り場でもそういう提案をしてたね。
私は、「和」の素材を洋菓子に取り入れることに興味があったので、そういうお店にも注目して回ってみた。「マダムセツコ」の梅チョコレート(Prune de Japon「梅」)は、本場フランスのサロン・ド・ショコラでも絶賛されたんだって。チョコレートを使いながらも、和菓子っぽさが漂っていた。
チョコって、「和」の素材となじみやすいんだね。抹茶とか、ゆずとか、思わぬ組み合わせでも、香りがひきたつし…。 パティシエ人気って、スゴイ!
パティシエ人気ってすごいんだね。商品を買うだけじゃなくて、お気に入りのパティシエにサインしてもらったり、写真を取ったりする人を会場で見かけたよ。ファッション業界のデザイナーみたいなものなのかな。驚いたね。
もともと、有名パティシエを迎えての講習会などは、技術を目の前で見られるので、かなり人気が高いんですよ。今回の「サロン・ド・ショコラ」でも、期間中にセミナーなどがあるみたい。めったにないチャンスなので興味のある方は是非。 見どころ、ほかにも
チョコレートじゃないんだけど、クリオロビールというカカオのビールが気に入ったかも。チョコレートフレーバーのこのビールはカカオ、大麦、ホップがブレンドされているんだって。高級チョコを口に含んだような優美な苦味が口の中に広がるの。
ぼくは、会場の一角に設けられた「ショコラバー」。これはうれしい企画だね。25種類のショコラから3個を選んで、コーヒーや紅茶などと一緒に味わえる。もちろん有料だけど、メニューを見ているだけ楽しい。個人的には、ブイエ(フランス)の「テ・ア・ラ・ミュール・エ・バジリック」は、一度食べたら忘れられない味わいでした。
いろいろ話してきたけど、「サロン・ド・ショコラ」は、チョコレートの奥深さを感じられるイベント。チョコレートというと、フランス、ベルギーなどのイメージが強いけど、アメリカやイギリス、ドイツからの出店もある。日本に出店していないお店も見逃さず、お気に入りのチョコレートを見つけてほしい。
会期が25日から30日までと短期間だから、スイーツ好きの人は要チェックだね。 ミニ情報
「サロン・ド・ショコラ」の期間中、国内外のショコラティエ(チョコレート職人)によるセミナーやデモンストレーションが毎日、3回ないし4回開かれます。登場するのは、「ショコラの貴公子」と呼ばれ、業界を代表する存在のジャン=ポール・エヴァン氏のほか、「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のパスカル・ガック氏ら。日本からも「テオブロマ」土屋公二氏らが参加予定です。一流の職人たちの、仕事にかける情熱、卓越したテクニック、思いもよらぬ素顔に触れることができるかもしれません。
伊勢丹は「サロン・ド・ショコラ」の開催にあわせて、「スペシャルショコラボックス」を用意した。フランスの「巨匠」とよばれるアンリ・ルルー、ファブリス・ジロット、エドワール・イルサンジェー、パトリック・ロジェ各氏の商品の詰め合わせ「セレクション デ セレクション」(12個入り3990円)や、フランス、イタリア、ドイツ、アメリカ、日本、スペインのショコラティエの味をいっぺんに楽しめる詰め合わせ「セレクション アンテナショル」(6個入り2415円)など。
ロッテによる「ガーナチョコレート」コーナーが登場。チョコレートができるまでの工程などを学ぶ講座(26日)のほか、「コアラのマーチ手作り体験」(28日)も。 ※催しなどは変更になる可能性もあります。詳細は主催者にご確認ください。 関連情報
|
検索 |使い方 |
asahi.comトップ|社会|スポーツ|ビジネス|暮らし|政治|国際|文化・芸能|ENGLISH|マイタウン