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コラム「心地よい生活の知恵」

旅に出るときは

2007年04月19日

 間もなく、待ち遠しい大型連休がやってきます。短くても4日、長い場合は1週間以上になります。旅に出かける方も多いのではないでしょうか。

イラスト  

 楽しい旅が、帰って来てから台無しにならないよう、留守には気を付けたいものです。例えば、新聞や郵便物などがたまっていると、すぐに「留守」と分かってしまうことになります。わずかな期間でも郵便物は局留めにし、新聞は配達しないよう手続きをしておきます。また、宅配便も留め置くように連絡し、定期的配達物以外の雑誌や週刊誌などの配達刊行物も留め置く手続きを忘れずに。

 万一のことを考えると、ご近所の方や集合住宅なら管理人さんに留守を頼んで出かけるのも方法です。それが出来ないときには、留守を分からなくするため、配達物が満杯にならないような工夫を。例えば、家の中から取り出せる郵便受けや玄関ドアの受け箱は取り出し口を開けっ放しにしたり、兄弟や知人に転送したりします。

 ペットがいたり、植物があったりしたときは、ケアを十分に。ペットはホテルに預けるか、ペットシッターを依頼して飼い主がいないことで体調や気持ちを変化させないようにします。植物にも水を欠かさないよう、浴槽やバケツに水を張り、鉢ごと浸けます。

 留守にするとき、もう一つ大切なことがあります。それは冷蔵庫内の整理です。長期間留守にして食品を腐らせないよう、食べきって出かけます。やむを得ず残したものは、調理して冷凍にするか、ご近所の方に食べて頂きましょう。冷蔵庫内は保存食品だけにし、ほとんど空状態にしておくことです。帰ってすぐ食事の心配をしなければなりませんが、その分だけを冷凍にし、食べものをムダにしないことが大切です。

 ところで、出かける前日に洗濯や掃除をしがちですが、手際よく洗濯するには、ネットを利用するのが一番。Tシャツやワイシャツ、肌着やハンカチ、パジャマやバスタオルなどを、それぞれのネットに入れ、まとめて洗濯機へ。取り出して干すときも、ネット別に干すと手早くラクに干せますし、帰ってからのたたみも手軽に出来ます。また、ピンチハンガー干し器にすれば、比較的乾きやすい廊下、縁側などにつるせ、移動も簡単です。室内干しのときは、部屋の間や廊下を閉め切らず、開けたままで出かけると湿気がこもりません。

 掃除機がけも、帰ってから荷物を広げたときに汚れないよう、床を中心に隅々までしっかりとかけておきましょう。

 最後にガス、電気、水、戸締まりですが、1度だけでなく、2度、3度と指さし点検を忘れずに。

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 《編集部から》日々の暮らしで、ふだんしていることに一工夫を加えれば、より快適な生活が送れることがたくさんあります。そんなアイデアを、生活研究家の阿部絢子さんに隔週で伝授していただきます。季節ごとの、タイムリーなテーマばかりで、「心地よい生活の知恵」が満載です。

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プロフィール

阿部絢子(あべ・あやこ)
1945年、新潟県生まれ。生活研究家、消費生活アドバイザー。薬剤師として洗剤メーカーに勤務した経験などを生かし、暮らしをより豊かにするためのヒントを提供している。
著書に「アイディアいっぱい!整理・整頓術」(ちくま文庫)「これならできる家事整理術」(講談社)「これだけやれば充分 手抜き家事のコツ」(岩波書店)「快適に暮らす小掃除術」(集英社)「からだの力を取り戻す おうち薬膳」(青春出版社)など。

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