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コラム「私のミカタ」

雑誌は何のために読む?

2005年07月07日

株式会社イー・ウーマン代表取締役社長 佐々木 かをり

女性誌は読まない?

 2002年だったと思う。イー・ウーマン調査の結果、イー・ウーマンに集まる働く女性の中で女性誌を定期購読している人はほとんどいないというデータが浮かび上がった。たいていの人が、ビジネス誌を中心に読んでいて、女性誌に関しては時々読む程度ということだった。そのころのわたしはまさにまったく同じタイプ。ファッションにも特に強い関心がなく、美容やコスメに関しても、流行の商品や新商品はまったく欲しいとも思っていなかったことから、女性誌を定期的に読むことがなかったのだ

 広告会社がクライアント企業に広告枠を紹介する時、女性誌をターゲットの年齢別、年収別などに軸のチャートで分布させ、「御社の商品ならば、この層の雑誌に広告をお出しください」と提案する。しかし、そもそも、女性全体から見たら、女性誌を定期的に購入している人が何%なのか考えて投資しましょう、ということがポイントだ。

多様なライフスタイル

 それが2004年夏の調査では少し変化があった。女性誌を読んでいる人も増えてきたのだ。わたしのように年齢を重ね、やっと遅ればせながらファッションやコスメに興味を持つようになった、という人もいるのか? もしかすると、少しではあるが時が変化し、働く女性たちが仕事以外のことにも目を向ける余裕が出てきたのかもしれない。

 わたしなどは、イー・ウーマンが国際特許を持つ南仏メロンの抽出物に出会い、 アンチエイジングのサプリメントを開発するということになり、市場調査の意味もかねて、さまざまな女性誌に目を通すようになった。しかし雑誌の数は多いし、 第一重たい。子どもの手を引きながら週末に買うこともできず、忙しい平日に買う時間もない。わたしが雑誌を読むのはたいていが週末の図書館。子どもを朝の囲碁教室に連れて行き、お迎えまでの40〜50分、近くの図書館で数種類の雑誌に目を通す。一晩借りて帰ることもできるとのことで、活用している人は多いようだ。 短時間で、さまざまな雑誌の特長、出ている人のライフスタイル、読者層、特集の仕方などを見て、自分への情報だけでなく、仕事へのヒントをつかんだりする。

雑誌はインターネットの半分以下

 雑誌だけに注目するとわかりにくいが、実は今回のイー・ウーマン調査の結果のように、「インターネットからの情報収集は、雑誌から収集する情報の2倍以上」なのである。時代が変わってきている。スマコンは、行動する。情報収集は自分の行動のため。だから、雑誌の2倍、インターネットを使うのだろう。

 たとえばわたしの場合、雑誌で新しい化粧品を見たら、その商品名を覚えていなても後日インターネットで検索する。後日、というのはそれから1カ月以内くらいかもしれない。仕事の予定によって違う。もし、URLが書いてある記事だったら、URLをメモしておき、後日そのホームページにアクセスしてみる。雑誌の広告や記事は、それなりのプロが整えて作っているが、ホームページを見るとその企業の様子がよくわかる。どのくらい情報がしっかりしているのか。営業の視点をもってサイトを作っているのか。詳細情報が出ているか、誠実そうかなどなど。

 わたしが特別とは思わない。今の消費者は、商品そのもの以上の情報を求めていることを送り手がしっかり考えなくてはならない時代になってきた、ということではないだろうか。


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プロフィール

佐々木 かをり

1983年上智大学外国語学部卒業。大学在学中より通訳として活躍。1987年に株式会社ユニカルインターナショナルを設立。2000年3月に株式会社イー・ウーマンを設立、代表取締役社長を務める。

内閣府「国民生活審議会」、「総合規制改革会議」委員なども務める。2児の母。

著書に「自分が輝く7つの発想」(光文社・知恵の森文庫)、「妊婦だって働くよ」(WAVE出版)、「ギブ&ギブンの発想」(ジャストシステム)、「ミリオネ−ゼの手帳術 」(ディスカヴァ−・トゥエンティワン)

翻訳に「インテル戦略転換」(七賢出版)、「さよならメリルリンチ」(日経BP)など

佐々木かをりさんの主な著作

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